株の窓口THE相場勘

連休明けの米国市場は、世界的な景気減速に対する懸念が材料視され売りに押される展開となりました。中国のGDPが28年ぶりに引下げられたことや、IMFの世界経済見通しの下方修正が売り材料となったようです。

またFRBが利上げを打ち止めにすると言うような発言もありましたが、これまでの対中関税の影響や、現在の政府閉鎖の影響を踏まえると、利上げ打ち止めだけではぬぐえない状況にあり、今後の経済指標を睨みながらの展開になるのではないでしょうか。

現在決算発表シーズンを迎えた米国市場ですが、決算内容は既に織り込み済みとの見方もあります。ですが、現在の不安定な市場では悪い決算内容が出てきた場合に過剰に反応する可能性も否めない為、引き続き注意が必要かもしれません。