株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は続伸。パウエルFRB議長がハト派の姿勢を見せたことで緩和姿勢を進めるのではないかとの見方が広がる中、好調な決算も後押ししているのでしょう。

また、米中貿易摩擦やトランプ大統領の進めるメキシコの壁に対し、トランプ大統領が今晩の一般教書演説でどのような発言をするのかに注目が集まっているのでしょう。

米国の決算を見る限り、個別に見ても好決算を発表するものが多く、景気後退懸念が払拭されたわけではありませんが、年末にかけて売られすぎた影響なのかもしれません。

年末から1月に向けての政府機関の閉鎖の影響が経済指標に実際に現れてくるのは今後ということになりますし、FRBも正式に緩和策を打ち出してきたわけではありません。これらを考えると過度な楽観視は注意すべきなのではないでしょうか。