株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は小幅続伸。連休中に特に大きなニュースが無かったことで、これまでの買いが続いたとは言え、更なる買い材料が無かったからでしょう。

昨晩に関してはウォルマートの決算が良く、10年ぶりの好決算であり、政府機関の閉鎖や米中貿易摩擦の懸念を払拭する内容だったのだと思います。とは言え、低価格商品の販売を行っている企業であることから、様々な懸念から低価格商品へ消費者の意欲が映っているとすれば、まだ予断は許さないとも言えるのかもしれません。

経済全般で見れば、経済指標1月分・2月分は悪くなっているものも増えています。それに反してナスダックが上昇を続けているのはFRBへの期待が下支えしている部分が大きいと考えられます。

実際の経済がどの程度悪化しているのか、それを見極めることが必要になりそうです。