株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はダウは若干マイナスでしたが、ナスダック・S&Pはプラスとなりました。ダウに関しては構成銘柄の一つであるウォルグリーンの決算が悪かったことが重石となりました。

全体的には先月までの買いの勢いが続いていたと言うことでしょう。

逆イールドが発生した問題については、過去の流れにおいて景気後退のシグナルであったことが多く、懸念材料ではありますが、それに対しFRBも対策をしてくるでしょうし、逆イールドが発生した後もすぐに景気後退につながるわけではなく、景気後退までに高値を付けてきたこともある為、FRBの政策、今後の経済指標の結果を注視する必要があるでしょう。

WTI原油価格も62ドルをつけ、5ヶ月ぶりの高値となっています。サウジを筆頭としたOPECの減産が需給面での期待につながっていることや、株式市場の上昇が下支えとなっている情況です。株式市場に景気後退懸念が浮上することがなければ、もう少し買いの勢いが続く可能性もあるかもしれません。