株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はナスダック、S&P500が最高値更新。今週に入って改めて買い基調が鮮明になっています。

世界的な景気減速に対する見方が浮上していた中に、好調な予想を上回る決算内容を相次ぎ発表していることからリスク先行の動きを後押ししています。

また、WTI価格に関してはイランに対する制裁を再開したもののイラン産原油の禁輸入緩和措置をとっていましたが今月でそうした特例措置も終えるとのことから買いが集まっています。ですが、現在の経済状況下での原油価格上昇はインフレ圧力の高まりにつながる可能性もあることや、トランプ大統領について考えれば、ドライブシーズンに向け原油需要が高まる中での原油価格上昇は支持率の低下にもつながる可能性があることから、米国がサウジやロシアなどにどれだけ増産に向けることが出来るのかに注目。

10連休を前に、米国を取り巻く情況に引き続き目が話せない状態が続きそうです。