株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はようやく一服。朝方は買いが集まっていたものの、中盤以降はマイナス圏での推移となりました。

トランプ大統領は相変わらずツィートを繰り返していますが、G20での中国との交渉がうまくいかなければ追加関税を更に課すとの発言から米中間の進展に懸念をくすぶらせる形となっているようです。

また、先週末の米・雇用統計では2月に続き、予想を大幅に下回る結果であり雇用の面にも景気減速懸念が現れてきているとの見方が浮上。早ければ7月には利下げが行われるとの見方が台頭しています。6月のFOMCで、どれだけ年内の利下げについてどの程度示唆するのか・・・がマーケットの焦点になるのではないでしょうか。

FOMCの結果によっては、現在織り込まれていると見られる利下げへの言及が無ければ、折込が進んでいる分、マーケットへのショックの可能性があるかもしれません。