株の窓口THE相場勘

本日の日経平均は、昨日までの米国市場やドル円が112円に入ったことから底堅く推移しました。

昨晩までで、米国・小型株中心のラッセル2000が14連騰するなど、米国も強い相場が続いてます。

投資家の方であれば、米国市場のチェックは必須事項。本日は米国の経済指標についてです。まずは米・大統領選挙前後に分けてみます。

■■■選挙前■■■
・THE相場勘でも何度かお伝えしていますが、市場は不透明要素を嫌います。
・不透明要因とされる米・大統領選挙をふまえて、米国の多くの企業が、設備投資や雇用等を控えていた傾向にありました。
・選挙前も米国の経済指標は悪くはありませんでした。
・利上げ予測が出ると米国市場は下げていました。(マイナスイメージでした)。

■■■選挙後■■■
・大統領選挙の為、控えていた設備投資や雇用を多くの企業が積極的に行っていく可能性があります。
・昨晩発表された米・耐久財受注やマークイット製造業指数は上方修正。
・昨晩公表されたFOMC議事要旨には「米経済は十分に力強いとして12月利上げ観測を裏付ける内容」が示されました。
・金利先高観で、米住宅ローン申請が活発化。「駆け込み需要」の動き。
・利上げ予想が出ると、良い経済状況とみなされ米国市場は上昇。(プラスイメージに)。

選挙前後の流れを見ると、いかがでしょう?
今後も良い経済指標結果を期待しても良いのではないでしょうか。
本日終値時点で、日経平均株価25日線乖離率は、第一次警戒域の△5.10。
騰落レシオは6営業日連続で警戒域の120を超えています。ですが、株の窓口では現在、安易な考えでの空売りは米国の流れを踏まえると危険だと思います。

今晩の米国は感謝祭の為休場。25日も半日立会いです。
感謝祭が終わると年末商戦・クリスマスラリーが本格化し、暦の上で通常、マーケットが一番強まる時期になります。

11/21(月)に会員様に推奨した2銘柄、本日大きな上昇を見せましたね。
推奨金額で買われている方は、どちらもしっかり含み益が出ていると思います。
状況によっては、目標売り金額を吊り上げる可能性が出てきました。
会員様のキャピタルゲインを少しでも増やせるよう、しっかり監視し、緊急メールを送る可能性もございます。
メールはチェックできるようにしておいて下さい。

 

「物事は見かけ通りとは限らない。見かけに騙される人間は多い。極少数の知恵ある者が、巧妙に隠された真実を見抜くのだ。」
ファイドロス