株の窓口THE相場勘 ~今晩は原油在庫に注目~

昨晩の米国市場はトランプ大統領が就任して以来の大幅な下げを見せました。為替も111円台の円高に進みました。減税が今年の秋ごろになると言うのは以前から言われていましたし、調整のきっかけを探していたところに、こじつけた形で下落したようにも見えますが、こういった状況を踏まえて、昨日、プレミアムクラス・ゴールドクラスの会員様に推奨した銘柄は見事予想的中!
本日も特買いから始まり、本日だけでも約5%の含み益が出ています。

まだまだ上があると見ており、目標株価まではもうまもなくではありますが、余裕のある方は、株価2~3倍も決して夢ではないものだと思っていますので、ホールドしても良いかと思っています。

以前からこちらにも書いている通り、この時期は米国も日本も材料難な時期ですので、暫くは米国も日本も軟調な地合が続く可能性はありますが、あえて材料になりえるとすれば
本日は米国の原油在庫の発表があります。
これまでOPEC加盟国の減産などが下支えとなっていたことから、一時50を超えて推移していたこともありますが、ここにきて減産継続に対する懐疑的な見方が台頭してきたことにより、WTIはチャートを見ると200日移動平均線に上値をおさえられる形になっており、株価にも影響を与えています。

次回のOPECで更なる減産合意がなされなければ、去年と同様WTIにマーケットが振らされる可能性もなきにしもあらずなので今晩の在庫量発表は注意したいところです。

ただし、昨日も書きました通り、日本には日銀ETFと言う強い味方がありますので、下げたところでは日銀の買いが入ってくるでしょうし、実際に調整局面がしばらく続いたとしても米国の政策が変わったわけではないので、買い時を見極めるスタンスで良いかとは思います。

そもそも、米国の議会の状況を見れば、共和党だけで政策を進められる状態ではないので、この状況は想定内だとは思っています。