株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場ではNYダウが7営業振りに再び市場最高値をつけてきました。特に好材料があったわけではないのにも関わらず、これまでの買いの流れが続いている展開です。

一方、ナスダックやS&P500には利益確定売りの動きも見られます。大型株に買いが集まり、小型株で構成されるラッセル2000などは7月来の安値をつけていることもあり、全体で見ると楽観視ばかりではないのかもしれません。

原油に関しては需給関係に変化はなく引き続き需給が逼迫する中、OPECでの会合で、サウジアラビアが減産を続ける姿勢を見せたことから買いが集まりやすい状況になっています。11月にイランの生産減少が起きた際には、更なる上のレンジを目指す可能性もありそうです。