株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は大幅な反発となりました。ここまでの下落スピードが速かったところに、好決算や経済指標の良好さを確認したことで巻き戻しの動きが加速したようです。

今後の流れについては、これからの長期金利の上昇次第ではないでしょうか。上昇スピードによっては再度下値を試す展開も考えられる為、引き続き過度な楽観視には注意が必要だと考えています。確かに企業業績は良好であり米経済の力強さは見受けられるものの、それにより金利は更に上昇する可能性があることを見ても、FRBの動向を睨みながら・・・となるのかもしれません。

サウジアラビアでの記者失踪の報道に関しては、いづれ決着がつくのでしょうが、サウジが石油価格を人質に取るような報道が伝えられています。ですが、追い詰められているのか、石油価格を盾に物事を進めていくようであれば、WTI価格は更に上昇する可能性があり、サウジの動向も注視するべきだと考えています。