株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は急落。漠然として残っていた景気減速懸念があったのだと思います。

債券市場では2年・3年債の利回りと5年債の利回りが逆転する逆イールドカーブ現象が現れたことから、景気減速に対する注目が集まったとも言えるでしょう。

米中首脳会談の内容については月曜日の朝までは好感される動きもあったものの、月曜の午後にはまとまった買いも見られなかったことや、確かに90日間の猶予期間が持たれたものの、米中貿易摩擦の解決には至っておらず、直近で貿易摩擦の影響が出始めていることに対する解決策は何も無いということにマーケットは焦点をあてているのかもしれません。

景気悪化をFRBが食い止める為、利上げを中断できるのか・・・今後は12月18日・19日に開催されるFOMCに注目が集まる形になりそうです。