株の窓口THE相場勘

8日の米国市場は3日続伸。昨晩に関しては米中貿易交渉が進展するとの見方から買いが集まった形となりました。ですが根底には先週のパウエルFRB議長がハト派な発言をしたことによる、市場の安心感があったのではないでしょうか。

12月は3日続伸は無く、反発局面が売りという流れが続いていたと言えるでしょう。今回の3日続伸については、パウエル氏の発言により相場が落ち着いてきているのは好材料と捉えられるのでしょうが、今後悪材料が出てきた際にはどのように動くのか・・・・

アップルの下方修正のように、米中貿易摩擦の影響が米国の近日発表される決算発表にどのように影響が出てくるのか。まずは、そこを見極める必要があるのではないでしょうか。

原油価格に関しては、足元はサウジアラビアが積極的に輸出削減の姿勢を見せていることから買いが入ってきているようです。ですが、今年1月から開始されるサウジ以外のOPEC加盟国やロシアなどが、サウジに続きしっかりと減産していくのか、今後発表される在庫統計を確認していく必要があるのではないでしょうか。