株の窓口THE相場観

昨晩の米国市場はNYダウはホームデポの決算に引っ張られる形で下げ幅を広げていますが、SP500とナスダックを見れば、まだまだ米中関係には楽観的な見方が広がっているように思います。

ブラックフライデイが近づいているものの、一般消費者の立場で見ると多少の物価が上昇していても大きく影響はなく、また一部中国製品に対する関税をクリスマス商戦を見越して遅らせている部分もあり、さほど影響を受けないのではないでしょうか。

確かに米中の駆け引きによりヘッドラインに振らされることはありながらも、需給面で見ると良い状況はもうしばらく続くのかもしれません。

ただし、サンクスギビングの前までに米中交渉で何らかの進展が決定されなければ、交渉の進展は来年以降に持ち越しになる可能性もあり、当面、米中睨みの展開はまだまだ続きそうです。