株の窓口THE相場観

3日の米国市場は、再びトランプ大統領が米中交渉についえ『合意が来年以降になっても構わない』等の発言をしたことで、これまでの米中協議第一段階の合意に対する期待がそがれ、株価指数は3指数そろって続落となりました。

これまで第一段階の合意が近い、12月15日の追加関税は回避できるとの見方が台頭していただけに、マーケットに対するショックは大きな反応になりました。

米国経済を支える年末商戦については、伝えられているブラックフライデーの状況等を見ても、消費者心理は強気に傾いていると見て良いのではなでしょうか。

消費が堅調なうちは株価指数は底堅い可能性も高いものの、これまで一本調子での上昇基調だったため、調整局面は避けられないかもしれません。