株の窓口THE相場観

昨晩の米国市場は、夜間取引では値を下げていたものの、15日の対中追加関税が延期されるのではないかとの観測報道が出たことで下げ幅を縮小する形とはなったものの、不確定な状況を嫌気して、結局はマイナスで終えることになりました。

今週はFOMCにも注目です。先週発表のあった雇用統計が良好な結果であったことから更なる利下げは無いとの見方が台頭していますので、更なる緩和に関して期待がある状況では無いでしょうが、ドットチャートによる米国経済の見方に関してみておくべきかもしれません。

また、今週はサウジアラムコのIPOが行われます。これまではIPOに絡んだ原油への買いもあったでしょうから、上場後に原油価格がどのように動くかにも注意しておくべきかもしれません。