株の窓口THE相場勘

米国では決算発表が始まり、好調な決算を背景に買いがあつまったものの、依然として、米中貿易摩擦や政府閉鎖に関する懸念が重しとなり上値は抑えられた形です。

S&P500の平均PERは15程度と過去平均まで落ちてきており、懸念は織り込み済みとも捉えられるでしょうが、中国への高関税はかかり続けていることや長く続く政府閉鎖の影響を踏まえると、決算内容が下支えしているとは言え、決算発表が一巡したころには、再度下値を試す可能性にも警戒していた方が良いのではないでしょうか。

政府機関の閉鎖に関してはもとより、一般教書演説を本当に行えるのかに注目が集まっているようです。