引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■Jリース<7187>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正して期末配当を増額
■東京産<8070>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)の単体業績予想を上方修正して記念配当を決定
■スペースシャワー<4838>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正
■アルファシス<4719>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の単体業績予想を上方修正
■かわでん<6648>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の単体業績予想を上方修正
■ハウス食G<2810>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■テルモ<4543>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■ネットワン<7518>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■インフォコム<4348>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■メンバーズ<2130>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■いい生活<3796>、第2四半期(17年4-9月)の連結利益予想を上方修正
■ベクター<2656>、第2四半期(17年4-9月)の単体損益予想を上方修正、赤字幅縮小へ
■DNA研<2397>、18年3月期の連結業績予想を下方修正、一転して赤字継続見通しに
■WDI<3068>、18年3月期の連結業績予想を下方修正
■ジーダット<3841>、第2四半期(17年4-9月)の単体業績予想を下方修正
■カネ美食品<2669>、投資有価証券の一部売却により、単体特別利益として8億7800万円計上へ
■エコナクHD<3521>、連結子会社の日本レースの全株式を譲渡、連結特別利益として3000万円計上へ
■GFA<8783>、販売用不動産を売却、金額は非公表
■月次発表=いい生活<3796>、ソラスト<6197>、ピープル<7865>

株の窓口THE相場勘 ~米国の上昇はまだ序の口?!~

昨晩も米国市場は3指数揃っての上昇。NYダウは終わり値ベースで23000ドルを越えてきました。スピードは少々速すぎる感も否めませんが、内容を見ると、好決算を発表したIBMが独歩高をしており、全面高とはなっていないようです。また、期待感の強い銘柄よりも、これまで期待の低かった銘柄がそこそこの決算を発表した方が上昇の大きさが際立っているようです。

ウォーレン・バフェットですら見放していたIBMですが、今回の決算を見る限り、明るい兆しが見えてきたようです。

需給の面では、ブラック・マンデーもそうですが、10月に需給が悪化したこともありますが、8月9月に比べると確率的には低い。来年、減税が行われることを考えれば、この時期に高い税金で売ろうと考える人がいるのかと考えると、そうは考えにくく、需給環境はこれから年末ラリーに向けて好転していくと見るほうが良いのではないでしょうか。

SP500の利益成長は2.1%と出ており、当初発表されていた6~8%と見られておりましたので、下方修正された形になります。ですが、今の強い地合の中では、『ハリケーン』の影響で一時的、この時期はぶれやすいと言う見方から、懸念はされていないようです。来年、法人税減税があれば、利益が跳ね上がること、また海外の資金が米国に戻ってくれば株式にもメリットがあると言うことで、足元の数字は気にしていないのかもしれません。

10年債利回りもジワジワと上昇しています。過度のリスク回避が起こり、巨大な資金が逆流し始めたところだと思います。こういった資金が株式つまりは大型株に資金が回ってくる可能性があります。こういったグレート・ローテーションが起こるのはこれからという見方もありますので、となると今の上昇は大きな上昇の始まりなのかもしれません。

 

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:50 9月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約
・13:30 8月全産業活動指数
・16:00 9月半導体製造装置販売高
・5年国債入札

【海外】(時間は日本時間)
・11:00 中国7-9月期GDP(国内総生産)・9月小売売上高・9月都市部固定資産投資・9月鉱工業生産
・21:30 米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
・23:00 米9月CB(コンファレンス・ボード)景気先行総合指数
・韓国中銀政策金利発表
・インドネシア中銀政策金利発表
・EU首脳会議(20日まで)
・米30年インフレ連動国債入札
・インド市場休場(20日まで)
・決算発表=ベライゾン、トラベラーズ・カンパニーズ、ニューコア、インテューイティブ・サージカル “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
きんでん <1944>     野村    買い    1805→2120
ネクソン <3659>     野村    買い    2700→3500
イオンファン <4343>   岩井コスモ   A     3500→4800
ブリヂストン <5108>   モルガン  強気    5500→6500
TDK <6762>      マッコリ  強気    8800→9800
小糸製 <7276>      マッコリ  強気    7200→7500
マルカキカイ <7594>   岩井コスモ   A     2200→2500
HIS <9603>      モルガン  強気    4100→4500
ベルク <9974>      いちよし  A     6400→8000 “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■日本新薬<4516>、国内医薬品が好調に推移、18年3月期第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■戸田建設<1860>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)の連結利益予想を引き上げ
■グランド<9720>、開業90周年記念の株主優待を実施
■バンナムHD<7832>、子会社のバンダイで元従業員による不正行為が判明、現在判明分で約2億円の金員を詐取
■ベイカレント<6532>、同社株の流動性向上と株主数の増加を目指し、24日から27日の間で立会外分売を実施
■ゼット<8135>、17年9月30日現在の株主を対象に株主優待制度を新設
■主な業績、配当修正=京都友禅<7615>、群栄化学<4229>、くら<2695>、セゾン情報<9640>、Fringe<6550>、ロゼッタ<6182>、丸藤パイル<8046>、eBASE<3835>
■月次発表=JACR<2124>
■ストップ高配分銘柄=MBS<1401>、買取王国<3181>、エディア<3935>、メドレックス<4586>、サンユウ<5697>、不二精機<6400>、双信電機<6938>

株の窓口THE相場勘 ~『秋は魔物が住む』~

昨晩の米国市場では、NYダウが連日の市場最高値を更新。決算に絡んだ上昇が目立ちました。ユナイテッドヘルスやジョンソン&ジョンソンなど予想を上回る決算内容に買いが集まりました。一方で、ゴールドマンサックスも予想を上回る決算を発表したものの、トレーディング収入が減少した部分を嫌気し売られる形となりました。

マーケットが注目しているのはFRB時期議長についてのようで、連日のように報道・予測がされています。金利や為替市場は気にしているように見えますが、実際は、誰が選ばれたとしても米国の政策の流れを止めるようなことは無いと思いますし、現在の候補者の指示する方針は違えど、結局は現在の米景気に水を差すようなことはしないでしょうから、結局は米国の物価動向や景気動向に注視する形になると見ています。

マーケットの世界では『秋は魔物が住む』と言われており、歴史的には大きな変動を経験してきています。今の状況でネガティブ要因になるとすれば、『北朝鮮問題』ですが、すぐに何かが起こるという見方は限定的。今のところは大きな懸念が見当たらない状況ですが、現在の株価が高いと見ている意見も多いのは確かなので、警戒感だけは持ち続けるべきだと思います。

 

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・16:00 9月訪日外客数

【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米9月住宅着工件数
・中国共産党第19回全国代表大会が開幕
・ベージュブック
・シンガポール、マレーシア市場休場
・決算発表=イーベイ、USバンコープ、アメリカン・エキスプレス “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
LINK&M <2170>   東海東京  強気    950→990
Jシニア <3460>     野村    買い    20.2万→20.3万
東応化 <4186>      野村    買い    4400→4700
コーセー <4922>     JPモル  強気    15600→16400
HOYA <7741>     メリル   買い    6200→6900
エフオン <9514>     いちよし  A     1800→2200  “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■情報企画<3712>、17年9月期の単体営業利益予想を6億円から8億3600万円(前期比6.2%増)に増額。
■コムチュア<3844>、 18年3月期上期の連結営業利益予想を7億1000万円から7億8300万円(同29.4%増)に増額。
■東亜DKK<6848>、18年3月期上期の連結営業利益予想を4億3000万円から5億4800万円(同51.8%増)に増額。
■小松ウオール<7949>、18年3月期上期の単体営業利益予想を5億円から5億8400万円(同32.1%増)に増額。
■アニコムHD<8715>、9月度のアニコム損害保険の新規契約件数は1万2336件(前年同月比25.1%増)。
■主な決算=安川情報<2354>
■主な業績修正=西部ガス<9536>、インタースペース<2122>、野村マイクロ<6254>
■主な月次=DDHD<3073>、ソフトウェア<3733>、シンワアート<2437>

株の窓口THE相場勘 ~世界の動きと今晩の注目内容~

昨晩の米国市場は、中国・人民銀行の今年下半期の明るい経済成長見通しを受けて続伸。1987年10月16日・NYダウが22.6%下落したブラックマンデーから節目の30年目と言うこともあり、慎重に見る投資家もいたのか、一時マイナスに転じたこともありました。ですが、今晩決算発表を予定しているモルガン・スタンレーやゴールドマンサックスに決算期待による買いが膨らみ、決算期待が市場を支える形となりました。

先に発表のあったシティグループ、バンク・オブ・アメリカの決算では、全体的には市場予想を上回る決算内容ではありましたが、トレーディング収入が減少したことを嫌気してか、もしくは出尽くし感からか、結果的には売られました。今のところ、ゴールドマン、モルガンのトレーディング収入見通しも厳しいものと見られていますが、両者とも先に発表したシティやBofAのように、別分野で埋め合わせが出来ているのかに注目しています。または、良い結果であっても、出尽くし感から利益確定に押されることがあれば、今回の決算発表を期に米国は一旦は調整局面入りする可能性もあるかもしれません。

今現在の懸念材料と言えば、英国のEU離脱問題で、英国がEUに支払う資金で折り合いがつかない状態であることに加え、スペインではカタルーニャの独立問題も出てきています。昨日伝えられたところによると、スペイン政府がカタルーニャ州首相に対し、『19日までに独立の主張を取り下げなければ自治停止措置を進める方針』を示しており、一連の流れに結果が出るまでは、決算期待で買いはあるものの、様子見ムードが強まる可能性もありそうです。 “株の窓口THE相場勘 ~世界の動きと今晩の注目内容~” の続きを読む