引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■あかつき本社<8737>、9月中間期の配当予想を10円(前期実績4円)に、18年3月期末での株主優待品の贈呈をもって株主優待制度を廃止へ
■日成ビルド<1916>、シンガポールで駐車場運営・管理事業を展開するP-Parking International社の全株式を取得し孫会社化
■東北新社<2329>、スカパー・エンターテイメント、スーパーネットワークおよびファミリー劇場の吸収分割を中止
■DyDo<2590>、18年1月期第2四半期(17年1月21日-7月20日)の連結利益予想を上方修正
■カカクコム<2371>、未定としていた18年3月期の配当予想で、中間期が16円(前期実績14円)、期末16円(同14円)の合計32円(同28円)に増額へ
■西武HD<9024>、投資ファンドのサーベラス・グループは、10日付で保有する西武HD全株を売却したと発表
■主な自社株買い=フィックスターズ<3687>、日創プ<3440>
■月次発表=プレミアムW<2588>、アニコムHD<8715>、ソフトウェア<3733>、JACR<2124>
■ストップ高配分銘柄=JHD<2721>、DDS<3782>、サイバーS<3810>、フクビ化工<7871>

株の窓口THE相場勘 ~新たなリスク懸念~

昨晩の米国市場の動きは、北朝鮮情勢の緊迫化に対する懸念が後退したことで、暫くは問題が沈静化するのではないかということや、朝方発表されたNY連銀指数や小売売上高が上回る伸びとなったことで、値が伸びるのではないかとの期待から寄り付きを迎えましたが、あっさりと買いの勢いが息切れし、前日終値近辺で方向感なく揉みあう展開が続きました。

北朝鮮情勢は、お互いに探りあいもあるでしょうから、当面は新たな危機が高まるという懸念は無いと現在は見ていますが、先行きの不透明感は引き続き重石になるかもしれません。

米国経済に関しては、トランプ大統領に対する新たな問題が浮上してきていますので、こちらにも注意が必要ではないでしょうか。昨晩も、先週末に起こったヴァージニア州での白人至上主義のグループに関する事件で、トランプ大統領がそのグループを擁護するような発言をしたことで批判が急速に高まっています。これだけであれば、相変わらずとも取れそうですが、今回はこれを受けて、大統領の経済諮問委員会に就任していた有力企業のCEOが続々と辞任を申し出ていると言うところが大きな問題と思います。
トランプ政権から人が離れている=求心力が低下していとも取れるので、こう言った状況が続けば、税制改革やインフラ投資をするのが難しくなってきますので、トランプスキャンダルが経済にとってマイナスに働く恐れがありそうです。 “株の窓口THE相場勘 ~新たなリスク懸念~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・16:00 7月訪日外客数

【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米7月住宅着工件数、米7月建設許可件数
・7月25、26日開催のFOMC議事録
・NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の初会合(-20日、ワシントン)
・タイ中銀金融政策決定会合
・決算発表=(中国)吉利汽車、テンセント(米国)ターゲット、シスコシステムズ “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■総医研HD<2385>、18年6月期も連続大幅増収・増益予想。
■ドンキHD<7532>、17年6月期は増収増益で配当予想を増額。
■イオンファン<4343>、7月売上高は7.1%増収。
■リンクバル<6046>、2.17%の自社株買いを発表。
■主な月次=ファンコミ<2461>、高島屋<8233>、Jフロント<3086>、パーク24<4666>、アートネイチャー<7823>、アパマンショ<8889>

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
日ハム <2282>      みずほ   買い    3920→3960
すかいらーく <3197>   岩井コスモ   A     1800→1900
ネクソン <3659>     ドイツ   買い    2600→2900
ゼオン <4205>      モルガン  強気    1500→1550
沢井製薬 <4555>     GS    買い    8250→8300
富士フイルム <4901>   野村    買い    4773→5381
富士フイルム <4901>   GS    買い    4640→4710
住友電 <5802>      三菱UF  強気    2340→2350
パンチ <6165>      いちよし  A     1600→2600
SMC <6273>      野村    買い    44600→48400
井関農 <6310>      いちよし  A     3500→3600
ミマキエンジ <6638>   いちよし  A     1200→1500
EIZO <6737>     いちよし  A     5500→5800
スクエニHD <9684>   野村    買い    3800→4500 “本日のレーティング” の続きを読む

株の窓口THE相場勘 ~大まかなイベントについて~

昨晩、米軍制服組トップ・ダンフォード統合参謀本部議長が、『北朝鮮には外交・経済で圧力をかける米政権を支援するのが米軍の優先目標だ』と表明。
また、ティラーソン国務長官とマティス国防長官が、『米政権は外交による緊張緩和を目指す』との考えを示したことから北朝鮮懸念が一時後退した形となり、米国市場は3指数揃っての上昇となりました。

北朝鮮からも今朝方、『おろかで未熟な米国の行動をもう少し見守る』との報道が伝わり、日本のマーケットでもリスクオンの動きとなりました。

ドル円の動きに関しては、北朝鮮懸念が後退し円安・ドル高に推移し、110円台をつけてはいるものの、昨日発表のあった日本4-6月期四半期実質国内総生産(GDP・速報値)の結果が予想を前月比・年率換算ともに予想を上回ったことからか、円買いが入っているとの観測もあり、上値は限定的と見られます。

ここから9月レーバーデー明けまでは海外投資家も米国議会も夏休みに入っていることから、材料が乏しい時期であることは変わりませんが、今後の大きな予定は以下の通りです。

8月18日 米国SQ
8月26日 ジャクソンホールにて、イエレンFRB議長講演。(現時点では、物価動向注視の発言に留まるのではとの見方があります。7月に行われた議会証言ではハト派発言をしており、バランスシート縮小の時期や利上げに関する発言がでるかに注目が集まっています。)
9月5日 米議会開始。政策に関する動きが再始動。ここから政策に対する思惑が材料視され始める可能性。
9月 現時点ではバランスシート縮小が開始されると見られています。
9月24日 ドイツ連邦議会選挙。メルケル首相が4期目となるのかに焦点が集まっています。
秋 5年に1度開かれる中国共産党大会。中国の経済政策や数値目標について大まかな方針が決定される為、注目度の高いものとなっています。 “株の窓口THE相場勘 ~大まかなイベントについて~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・13:00 7月首都圏新規マンション発売

【海外】(時間は日本時間)
・15:00 ドイツ4-6月期GDP
・21:30 米7月輸出入物価、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月小売売上高
・23:00 米8月NAHB住宅市場指数、米6月企業在庫
・韓国、インド、イタリア市場休場
・決算発表=(中国)チャイナ・エバーブライト・インターナショナル(米国)ホーム・デポ、TJX、コーチ “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■フェローテク<6890>、18年3月期の連結営業利益予想を前期比44.4%増の82億円(従来予想は72億円)に増額修正
■サンキャピタ<2134>、18年3月期の連結業績予想を増額、営業利益は2億1800万円(期初予想5700万円、前期実績は2億円4900万円の赤字)に
■アエリア<3758>、17年12月期の連結営業利益は35億円(従来予想は17億円)に増額修正
■フリジアマク<6343>、18年3月期の連結経常利益は前期比56.7%増の9億円(従来予想は6億円)に
■JHD<2721>、「継続企業の前提に関する重要事象等」、「継続企業の前提に関する注記」に関する記載を解消することを決議
■IIF<6545>、9月30日を基準日に1株を4株に分割
■セグエ<3968>、9月30日を基準日に1株を2株に分割
■PSS<7707>、2020年6月期を最終年度とする中期事業計画を公表
■日工営<1954>、143万株の自己株式を消却
■主な上方修正、コメ兵<2780>、三井倉HD<9302>
■主な下方修正、インタートレード<3747>、福島工<6420>、梅の花<7604>
■主な決算発表、AMBITION<3300>、セグエ<3968>、省電舎HD<1711>、ITbook<3742>、カヤック<3904>、アスモ<2654>、ラオックス<8202>、UKC HD<3156>、オープンハウス<3288>、シェアRT<3989>、神栄<3004>、ラクス<3923>、フェローテク<6890>、あかつき本社<8737>、フリジアマク<6343>、ボルテージ<3639>、出光興産<5019>、リアルワールド<3691>、エボラブルA<6191>
■ストップ高、nms HD<2162>、アエリア<3758>、細谷火工<4274>、ドライルーブ<4976>、小田原エン<6149>、アトラエ<6194>、石川製<6208>、ヒーハイスト<6433>、ダイヤ電機<6895>、PCDEPO<7618>、NJHD<9421>

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
ショーボンド <1414>   野村    買い    6400→7020
大林組 <1802>      三菱UF  強気    1390→1420
清水建 <1803>      三菱UF  強気    1330→1340
不二製油G <2607>    三菱UF  強気    2850→3200
マツキヨHD <3088>   いちよし  A     7900→9000
スタートトゥ <3092>   日興    強気    3200→3700
T-BASE <3415>   日興    強気    4100→6300
ネクソン <3659>     野村    買い    2600→2700
じげん <3679>      岩井コスモ   A     1700→2000
ペプドリ <4587>     みずほ   買い    4525→4680
日特塗 <4619>      いちよし  A     2700→2900
THK <6481>      野村    買い    3900→4200
THK <6481>      GS    買い    4200→4300
アルバック <6728>    野村    買い    7096→7449
堀場製 <6856>      みずほ   買い    7500→7600
日セラ <6929>      岩井コスモ   A     2800→3400
太陽誘電 <6976>     三菱UF  強気    1850→1900
朝日インテク <7747>   野村    買い    6600→7000
フルヤ金属 <7826>    岩井コスモ   A     3100→3300
JSP <7942>      いちよし  A     4000→4100
SOMPO <8630>    JPモル  強気    5560→5660
JAL <9201>      三菱UF  強気    4800→5020
ANAHD <9202>    三菱UF  強気    490→510 “本日のレーティング” の続きを読む

株の窓口THE相場勘 ~今週の注目内容~

3連休明けの日本のマーケットは、地政学リスクへの警戒感がくすぶってはいますが、決算発表で業績の良好さを確認した直後ということもあり、下がれば買いたい投資家が多いことが立証されたのではないかと思います。

米議会や海外投資家も9月のレーバーデーまでは夏季休暇となる為、出来高が減少するかと思っていましたが、さほど薄商いにはなっていなかったように見えました。

議会が夏休みですので、米国の政策に対する材料は乏しい時期になる為、当面は北朝鮮の動向や海外動向を睨みながらの展開が続くでしょう。10日は米国が3指数揃って大幅に下落したことやVIX指数が上昇しましたが、11日の米国は一旦は下げ止まった形となったことも、本日の日本市場の下支えになったのだと思います。

テクニカル面では
■日経平均は一目均衡表の雲下限を推移。このままの水準で推移すると、明日にも一目均衡表の雲を下抜ける形になります。
■VIX指数は、依然として低水準ではあるものの、米国のVIX指数は3営業日で62%上昇し、米大統領選挙後の最高水準。日経VIX指数も18を越えてきています。
■空売り比率は7/28・7/31・8/9・8/10と直近の部分だけでも4営業日40%を越えて来ています。今年3月下旬から4月下旬にかけて、連日で40%を越えていた際の日経平均は、高安で約1260円下落しましたが、今回は本日までで高安約590円下落。
となっています。 “株の窓口THE相場勘 ~今週の注目内容~” の続きを読む