昨日ブログにも書いた通り、昨晩の米国も日本と同様、債券・為替等にはリスク回避の動きが見える中、株は軟調であったとは言え、相変わらずリスクオンの動きをしていました。
リスクオンとは言えども、8日には『ECB理事会・英国選挙・コミーFBI元長官の公聴会での証言』と3つも大きなイベントがあることから動きをとりづらい展開でもあったかと思います。
このイベントを通過してからどう動くのか。
日本のマーケットも軟調とは言え、再度高値を狙うことも可能な領域にいることなどを踏まえると、どちらの方向に進むのかを見極めないと、と言うことろではないでしょうか。
原油市場は、カタール問題がネックになりそうですね。
サウジアラビア、UAE、エジプト、バーレーンの中東4カ国がカタールと国交断絶を発表。
この問題の為、OPECの今後に対して懸念が浮上しており、今後、減産が必要な場合に直面する際には、更なる減産は難しいのではとの見方が台頭してきています。
そんな中、リビア・ナイジェリアが増産してきていることも報道され、WTI価格は暫く軟調に推移するのではないでしょうか。
個人的にコミーFBI元長官からトランプ大統領に対する悪い無いような出て来ないのではないかと思っていますが、それよりも懸念しているのは政策の進行がどの程度遅れるのか、イベントを通過した後も、債券・為替等はリスクオフの動きが続くのか・・・という点なんですが。
明日も本日同様、材料銘柄以外は動きにくそうですね。
焦っても良いことはありませんから、まずはイベント通過を待つのが得策ではないでしょうか。待つのも相場だと思っています。