本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
エムスリー <2413>    メリル   買い    3400→3600
SUMCO <3436>    野村    買い    2135→2770
野村総研 <4307>     日興    強気    4800→5400
塩野義 <4507>      GS    買い    7800→8000
オービック <4684>    野村    買い    8300→8500
コニカミノル <4902>   野村    買い    1230→1232
日電硝 <5214>      JPモル  強気    4500→5060
オークマ <6103>     マッコリ  強気    6750→7350
富士電機 <6504>     マッコリ  強気    810→885
安川電 <6506>      野村    買い    3600→4500
マキタ <6586>      UBS   買い    5100→5300
日電産 <6594>      三菱UF  強気    13000→16000
ソニー <6758>      みずほ   買い    5200→5800
TDK <6762>      野村    買い    11400→11500
TDK <6762>      GS    買い    9400→9600
アルプス <6770>     野村    買い    3700→3800
アルプス <6770>     GS    買い    4300→4400
アルプス <6770>     UBS   買い    3900→4100
キーエンス <6861>    UBS   買い    70000→74000
スタンレー <6923>    マッコリ  強気    4450→5000
ニコン <7731>      野村    買い    2289→2446
タカラトミー <7867>   岩井コスモ   A     1650→2200
オリックス <8591>    ドイツ   買い    1900→2150
オリックス <8591>    マッコリ  強気    2000→2200
SCSK <9719>     野村    買い    5700→5900
ミスミG <9962>     GS    買い    3200→3400  “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■ソニー<6758>、18年3月期の連結営業利益予想を5000億円から6300億円(前期比2.2倍)に増額。
■東エレク<8035>、18年3月期の連結営業利益予想を2160億円から2710億円(前期比74.1%増)に増額。
■日東電工<6988>、18年3月期の連結営業利益予想を1000億円から1350億円(前期比45.8%増)に増額。
■オムロン<6645>、18年3月期の連結営業利益予想を680億円から850億円(前期比25.8%増)に増額。
■住友重<6302>、18年3月期の連結営業利益予想を510億円から600億円(前期比23.9%増)に上方修正。
■コーセー<4922>、18年3月期の連結営業利益予想を415億円から460億円(前期比17.5%増)に増額。
■クレハ<4023>、18年3月期上期の連結営業利益予想を50億円から72億円(前年同期比59.6%増)に上方修正。
■トーカロ<3433>、18年3月期の連結営業利益予想を59億円から68億円(前期比20.5%増)に上方修正。
■MARUWA<5344>、18年3月期上期の連結営業利益は38億9800万円(前年同期比69.1%増)で、従来予想を17億9800万円超過。
■主な決算=明星工<1976>、キリンHD<2503>、セリア<2782>、カゴメ<2811>、ヱスビー<2805>、ニチレイ<2871>、ファンデリー<3137>、日本調剤<3341>、電算システム<3630>、ガンホー<3765>、CTC<4739>、大塚商会<4768>、富士フイルム<4901>、ガイシ<5333>、栗田工<6370>、NTN<6472>、山洋電気<6516>、NEC<6701>、三井造<7003>、スクリーン<7735>ロイヤルHD<8179>、コメリ<8218>、H2Oリテイ<8242>、ヤマトHD<9064>、JAL<9201>、都競馬<9672>、コナミHD<9766>、オートバックス<9832>、イエローハット<9882>、関西スーパー<9919>、ベルーナ<9997>
■主な業績修正=三機工<1961>、グリコ<2206>、日本和装<2499>、レンゴー<3941>、冶金工<5480>、大平金属<5541>、椿本チエ<6371>、日電波<6779>、村田製<6981>、メディパル<7459>、アズワン<7476>、電響社<8144>、サックスバー<9990>
■主な自社株買い=ソフト99<4464>、旭硝子<5201>、日カン<5905>

株の窓口THE相場勘 ~米・減税法案の行方に注視~

昨晩の米国では、これまで期待の高かった米国の法人税減税について下院共和党が5年かけて段階的に下げる案を検討していることが伝わり、相場動向に変化が出たと言えるのではないでしょうか。

これまで、多少遅れが出ようとも、年内もしくは来年の選挙前までには減税が行われるとの見方が台頭しており、法人減税が行われれば業績に大きなプラスが出ることから、特に恩恵を受けやすい金融銘柄に期待が高まっていました。

ですが、昨日伝えられた内容によると、法人減税を現行の35%から20%に一気に引下げた場合、税収の落ち込みが大きすぎるとの考えから、5年かけて下げるというものでした。少なからず減税があれば、業績に寄与するのは間違いないとは言え、今年度、もしくは来年度の業績に対する恩恵が小さなものになる可能性が浮上し、売り優勢となりました。

一方、トランプ大統領の『ロシア疑惑』の捜査が進んでおり、政権に対する不安も再浮上。スキャンダルの為、今後のトランプ政権に対する障害になる可能性も懸念されたようです。

米国の税制改革が行われることでドルが買われ、円安が進んでいましたがこの動きも、米・税制改革の行方を見ながらになることから、今後は一方通行には動きづらくなる可能性があります。ここで注目したいのが、米国FANGの動きではないでしょうか。確かに税制改革での恩恵はFANGにも無いわけではありませんが、金利に関してはさほど影響のないセクター。これまでも米国の金融セクターが軟調な際には買いが集まり、米国市場を下支えていました。 “株の窓口THE相場勘 ~米・減税法案の行方に注視~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:30 9月労働力調査・有効求人倍率、9月家計調査
・ 8:50 9月鉱工業生産
・黒田日銀総裁会見
・日銀展望レポート
・決算発表=キリンHD<2503>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、富士フイルム<4901>、豊田織<6201>、三菱電機<6503>、オムロン<6645>、ソニー<6758>、デンソー<6902>、村田製<6981>、日東電工<6988>、三菱重工<7011>、アイシン精<7259>、豊田通商<8015>、東エレク<8035>
・IPO(新規上場)=Casa<7196>(東証2部)

【海外】(時間は日本時間)
・10:00 中国10月製造業PMI
・19:00 ユーロ圏9月失業率、ユーロ圏7-9月期GDP
・22:00 米8月S&PコアロジックCS住宅価格指数
・22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数
・23:00 米10月CB消費者信頼感指数、メキシコ7-9月期GDP
・FOMC(11月1日まで)
・独、フィリピン市場休場
・決算発表=ファイザー、ケロッグ、マスターカード “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
SFOODS <2292>   岩井コスモ   A     5000→5200
NSSOL <2327>    三菱UF  強気    3100→3250
セブン&アイ <3382>   JPモル  強気    5300→5400
信越化 <4063>      野村    買い    12000→13200
信越化 <4063>      UBS   買い    11800→12800
信越化 <4063>      マッコリ  強気    12000→12600
協和キリン <4151>    野村    買い    2400→2700
JCRファ <4552>    いちよし  A     3700→4800
フジクラ <5803>     野村    買い    1130→1150
SMC <6273>      野村    買い    48400→50000
コマツ <6301>      野村    買い    4000→4620
コマツ <6301>      GS    買い    3800→4000
日立 <6501>       UBS   買い    1200→1250
日立 <6501>       メリル   買い    930→1000
富士電機 <6504>     野村    買い    750→890
村田製 <6981>      UBS   買い    18500→20000
KOA <6999>      日興    強気    3000→3100
FCC <7296>      野村    買い    2800→3000
FCC <7296>      三菱UF  強気    2900→3400
HOYA <7741>     マッコリ  強気    6650→7065
大和オフィス <8976>   三菱UF  強気    73.1万→76.1万
沖縄セルラー <9436>   野村    買い    4390→4710
ソフトバンク <9984>   GS    買い    11100→11500 “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■任天堂<7974>、18年3月期の業績予想を増額修正、連結営業利益は前期比4.1倍の1200億円(従来予想は650億円)に
■日ペイントHD<4612>、株主優待制度導入
■神戸鋼<5406>、18年3月期の業績予想を下方修正、中間配当は無配(従来予想は10円)、期末配当は未定に
■フジ<8278>、公募増資を発表
■王将フード<9936>、「出前館」のシェアリングデリバリーを試験的に導入
■ティーガイア<3738>、株式会社クオカードの株式をSCSK<9719>から取得、子会社化
■主な決算発表、アンリツ<6754>、リコー<7751>、京セラ<6971>、花王<4452>、野村<8604>、コニカミノルタ<4902>、JR西日本<9021>、TDK<6762>、アルプス<6770>、オークマ<6103>、オリエンタルランド(OLC)<4661>
■主な上方修正、キッセイ薬<4547>、前沢給装<6485>、細田工務<1906>、メディパル<7459>、神東塗<4615>、パラベッド<7817>、レオパレス<8848>、ホソミクロン<6277>、田岡化学<4113>、不動テトラ<1813>、サンヨーH<1420>、ヒーハイスト<6433>、エンカレッジ<3682>、山洋電気<6516>、秋田銀行<8343>、CKD<6407>、四国銀行<8387>、イエローハット<9882>、北陸電力<9505>、愛三工<7283>、協エクシオ<1951>、ワットマン<9927>、CEHD<4320>、神鋼線<5660>、フライングG<3317>、NECキャピ<8793>、鳥取銀行<8383>、南日本銀行<8554>、筑邦銀行<8398>、東京計器<7721>、F&M<4771>、オークマ<6103>、北洋銀行<8524>、任天堂<7974>、イリソ電子<6908>、バーチャレク<6193>、KIMOTO<7908>、LCHD<8938>
■主な下方修正、プロトコーポ<4298>、イフジ産業<2924>、協栄産<6973>、丸大食<2288>、ぐるなび<2440>、浜丸魚<8045>、正興電機<6653>、カネソウ<5979>、岩崎電気<6924>、神戸鋼<5406>、加地テク<6391>

株の窓口THE相場勘 ~今週のマーケット注目内容~

今週は、日本市場で決算発表が本格化します。相場全体としては強い基調が続いていますし、10月第3週の投資主体別売買動向を見ると、海外投資家が現物株を4週連続で買い越しており、日経平均は次のターゲットとなる1996年に付けた22750円を目指す動きのように見えます。

一方で、先週(10月第4週目)は日経平均は上昇していましたが、空売り比率を見ると40を超えた日が2日あり、今年に入って40を超えた日がある週には海外投資がが売り越しに転じていた為、木曜日に発表される投資主体別売買動向で海外投資家の動向を見極めたいところです。

先週の決算発表では、上昇相場に合わせて、コンセンサス予想や期待感も高まっているだけに、良好な決算を発表しても出尽くし感で売られる銘柄が多く見られました。今週も決算に対する期待はありつつも、大型株に関しては利益確定売りに繋がる可能性があるのではないでしょうか。

今週の注目すべき経済指標は

10月30日(月) 商業動態統計/ 日銀金融政策決定会合/ 独・消費者物価指数

10月31日(火) 鉱工業生産/ 黒田日銀総裁発言/ 中・製造業PMI/ 米・FOMC

11月1日(水) 特別国会召集/ 中・財進製造業PMI/ 米・ADP雇用統計

11月3日(金) 中・財進総合PMI/ 米・貿易収支/ 米・雇用統計/ 米・ISM非製造業景況指数

11月5日(日) トランプ大統領来日

となっています。先月の雇用統計ではハリケーンの影響を受けて、予想を大幅に下回る内容だったことから、ハリケーンの影響が一時的なのか、平均時給が上昇するのかに注目。トランプ大統領が来日することから、ドル円に関しては一方的な円安にはなりずらい可能性もあるのではないかと見ています。

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:50 9月商業動態統計
・日銀金融政策決定会合(31日まで)
・決算発表=スタートトゥ<3092>、積水化学<4204>、花王<4452>、塩野義薬<4507>、オリエンタルランド(OLC)<4661>、マキタ<6586>、TDK<6762>、キーエンス<6861>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、オリックス<8591>、野村<8604>、JPX<8697>、JR西日本<9021>

【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米9月個人所得・個人支出
・決算発表=(中国)中国農業銀行、アンガン・スチール、中国交通建設、中国鉄建、ペトロチャイナ、上海電気集団、青島ビール、WHグループ・リミテッド(米国)コグネックス “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
大東建 <1878>      野村    買い    21240→23290
T-BASE <3415>   岩井コスモ   A     3800→5500
住友化 <4005>      UBS   買い    730→900
宇部興 <4208>      UBS   買い    3600→3900
野村総研 <4307>     野村    買い    5300→5400
サイバー <4751>     GS    買い    4700→4800
日立 <6501>       野村    買い    940→1050
日立 <6501>       GS    買い    900→980
富士電機 <6504>     マッコリ  強気    800→810
日電産 <6594>      東海東京  強気    14000→17000
富士通 <6702>      野村    買い    960→1000
富士通 <6702>      GS    買い    970→1000
エプソン <6724>     野村    買い    3260→3328
TDK <6762>      野村    買い    11200→11400
横河電 <6841>      UBS   買い    2000→2400
ファナック <6954>    GS    買い    28000→30000
太陽誘電 <6976>     野村    買い    2200→2400
良品計画 <7453>     三菱UF  強気    32000→35000 “本日のレーティング” の続きを読む

株の窓口THE相場勘 ~ECBの緩和縮小について~

昨晩はECBの緩和縮小の詳細が決定しました。

事前の予想が

・月の債券購入額を600億ユーロから300億ユーロ

・2018年9月まで期間の延長

でしたので、予想通りの内容だったと思います。これによる影響はどうなのか。ドイツのアナリストによると、2015年に始まったECB量的緩和(QE)は現在国債の純発行額の約7倍にものぼります。FRBの買入れは国債の純発行額を上回ったことはありませんし、日銀では純発行額の3倍程度ですから、ECBのQEがFRBや日銀と比べて規模の大きさが伺えると思います。

その分、ECBの緩和縮小が引き起こす市場への影響も大きくなる可能性があるのではないでしょうか。FRBに習ったかたちで、ECBも緩和縮小に関して事前にアナウンスし入念に準備を行っているのは分かりますが、規模の大きさが桁違いなだけに、混乱を招く可能性は否めません。

緩和縮小することで、インフレ圧力を抑えるのに効果的と言われていますが、ユーロ圏でインフレ圧力が高まっているのは、現状ではドイツと北欧諸国のみ。南欧の経済に関しては、日本と同じくECBの緩和政策による金利低下の恩恵を受けて好調に推移している状況です。今の日本の状況で緩和が縮小されれば懸念が残る以上に、ECBの緩和が縮小されれば、南欧が金利上昇に耐えられるのか懸念が残ります。

ドイツは過去にハイパーインフレを経験していることから、インフレを嫌う傾向にあり、緩和縮小には積極的ですが、来年1月からの緩和縮小がリスク要因になる可能性があると見ています。