株の窓口THE相場観

昨晩の米国市場ではNYダウが5日続伸となりました。先週は確かに好材料(米中協議再開・香港犯罪者引き渡し関連、ブレグジットを阻止する法案)が出たことで買い安心感が出てきましたが、今週の好材料と言えるものと言えば、中国が米国の農産物の追加購入を検討していると伝えられているもの程度です。

米国の今後については、来週FOMCを控え追加利下げが意識されていることもあるでしょうから売りが出にくい状況が続くかもしれませんが、根本的には世界的に見ての景気減速懸念は指標を見る限り取り除くことは出来ないことや、米中協議の行方を睨んだ形になると考えると今後高値を追い続けるかについては疑問が残るのではないでしょうか。

 

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昨晩の米国市場は3指数そろって反落しました。米中貿易戦争の影響による世界経済減速懸念が高まったことが要因のようです。

これまではトランプ大統領のツィートに反応することが多かったものの、昨晩に関してはトランプ大統領が米中関係は良好であるとツィートしているにも関わらず、発表されたISM製造業景況指数が予想に届かなかったこともあり、景気への懸念が台頭していたことを見ると、これまでの下落の仕方と昨晩のマーケットの反応では相違があるように思います。

米国にとって利下げを急ぐことで、マーケットは経済に対する懸念が強まる可能性もあり、今後は米国の財政出動に期待するような相場になるかもしれませんが、今のところトランプ大統領の発言やツィートを見る限り、『利下げ』『米中関係』については積極的にツィートがあるものの財政政策に関してはないところを見ても、そういった期待相場になるにはもう少々時間を要するかもしれません。

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昨晩の米国市場はNYダウは反落。朝方はプラスで推移しましたが、早々に息切れし午後からは安値圏に張り付く形となりました。

米中貿易摩擦により景気後退懸念がマーケットにくすぶっており、直近で大幅安あったにも関わらず米国市場に積極的な買いは入りずらいのだと見ることができるでしょう。

また2年・10年債の逆イールドが顕著化していることもマーケットの重しとなっているのでしょう。

トランプ大統領は米中協議の再開や、中国側からの電話があったとコメントしていますが、中国側は一貫して身に覚えが無いと言っていることにも注意が必要ではないでしょうか。

これまでの中国の米国に対する対応は一貫性があり、それを呑み込めない限り米国の思惑通りに進むことはないとも考えられるます。

 

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昨晩の米国市場は4日ぶりの反落。これまでの上昇の流れが一服、一方では債券利回りが低下したことによる景気減速懸念からリスクオフの動きにつながったと見れるのではないでしょうか。

米国の長短金利(2年・10年)の逆転に関しては、一瞬の出来事でしたが、マーケットの関心は高いようです。これまでですと、逆イールドが発生してもすぐに景気減速につながることは無いと言われていますが、米中貿易協議による景気減速懸念が根底にあり、ドイツがマイナス成長となり7-9月期もマイナス成長となれば景気後退とみなされる局面に来ていることなどもあり、市場は長短金利の逆転に過敏に反応せざるを得ない状況にあるかもしれません。

また、9月1日には米国は中国に追加関税を課す予定であり、これには中国も報復措置をとると公言しており、9月1日に近づくにつれ、株式市場の上値を抑えることになるのではないでしょうか。

 

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昨晩の米国市場は3指数そろって大幅高となりました。米国が9月1日から中国に追加関税をかけると言っていましたが、一部を12月15日からに延期したことを好感した形です。

昨晩に関しては、これまで大きく売られていたもののポジション調整の買戻しが大きく、実際に貿易交渉を完全に信じ織り込むと考えるのはまだ早いかもしれません。9月に協議は行われることや、電話協議を続けることに関しては好材料だと思いますが、何度も同様のケースを経験し、市場も慎重になってくる可能性も否めません。

本当にマーケットが米中交渉の進展を織り込むのであれば、今晩以降の米国市場も上昇するでしょうし、今晩の動きを注意深く見ていく必要があるのではないでしょうか。

株の窓口THE相場勘

昨晩の米・株式市場は世界株安が進む中、ようやく切り返しの動きを見せました。前日に大きく売られすぎたことの反発によるものだと思います。

米中貿易摩擦が深刻化する中、月曜には人民元安が進み、それに対し米国が『中国を為替操作国に認定する』と発表したことで米中貿易摩擦の悪化を懸念する動きが夜間取引では見られましたので、昨晩の米国株式市場の反応は一時的な反発の可能性もあります。

世界経済の減速懸念については、中国も米国農産物の取引を一時的に停止するとの発表をしており、今後も何らかしらの対応策が中国から出てくる可能性も高く、米国も中国に9月1日から『追加関税』を発動させるとの発表をしていることから、こうした背景があるうちは今後も大きく懸念がくすぶるかもしれません。

 

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はNYダウがFOMCを前に小幅反落。FRBの利下げは、ほぼ織り込み済みとの見方もあり、発表を前に動きにくい展開だったと言えるでしょう。

また、朝方トランプ大統領が中国の米・農産物の買い付け状況について不満をツィートしたことにより、米中協議に対する懸念も再び浮上したこともあり、利下げがあっても積極的には買いにくい状況だったことも上値を抑える要因だったのではないでしょうか。

今晩のFOMCで、利下げは行われるのでしょうが注目は今後の利下げペースでしょう。今回のみで利下げは暫くストップするのか、今後も利下げは継続的に行われるのか、FRB議員の発言、賛成、反対の人数などに要警戒かもしれません。

マクロ経済に関しては、前回の雇用統計後、経済指標が良いものが多く出てきているにも関わらず、パウエルFRB議長が予防的に利下げを行うとの意思が強く見られていることもあります。ですが他の地区連銀から反対票がどの程度でてくるのか、それによっては今後の経済減速への懸念や、今回の利下げによる出尽くし感によりマーケットの雰囲気が変わってくる可能性もありそうです。

株の窓口THE相場勘

23日の米国市場では、史上最高値を伺う動きとなりました。好調な決算、米中協議再開への期待が高まったことが背景と言えるでしょう。

今月初めに米国の雇用統計が発表された際には、悪い経済指標が出ると株式市場は上昇し、良い内容が出ると株式市場は下落すると言う、金利を睨んだ相場展開が続いていましたが、今の株式市場はどんな材料に対しても好感すると言う過度な楽観視とも言える状況のようにも思えます。

決算に関しては事前の反応が弱かったこともあり、実際の内容については落胆することもなく楽観的な見方が台頭しやすい状況にありそうです。

また、月末のFOMCまではFRB議員からの金利に関する発言がここからは出てこないことも安心材料の一つなのかもしれません。

ですがこのまま米国株式市場が高値圏である中で、本当に予防的利下げが行えるのか・・・これに関しては少数派かもしれませんが利下げ反対の声も出てきており、もし7月に利下げを行ったとしても以降の利下げの予定が見えない、もしくは反対派の声が出てくるようなことがあれば、これまでの過度な楽観視に釘を刺す展開もあり得るのではないでしょうか。