株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は大幅な反発となりました。ここまでの下落スピードが速かったところに、好決算や経済指標の良好さを確認したことで巻き戻しの動きが加速したようです。

今後の流れについては、これからの長期金利の上昇次第ではないでしょうか。上昇スピードによっては再度下値を試す展開も考えられる為、引き続き過度な楽観視には注意が必要だと考えています。確かに企業業績は良好であり米経済の力強さは見受けられるものの、それにより金利は更に上昇する可能性があることを見ても、FRBの動向を睨みながら・・・となるのかもしれません。

サウジアラビアでの記者失踪の報道に関しては、いづれ決着がつくのでしょうが、サウジが石油価格を人質に取るような報道が伝えられています。ですが、追い詰められているのか、石油価格を盾に物事を進めていくようであれば、WTI価格は更に上昇する可能性があり、サウジの動向も注視するべきだと考えています。

 

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世界市場を見ても不安定な相場が続いています。昨晩の米国市場では、朝方まで長期金利が上昇していたものの、最終的に金利の上昇が一服したことを受け、株式市場には安心感が広がったようです。とは言え、金利は高い水準にあることから、注意が必要な相場が続いていることに変わりはないのではないでしょうか。

米景気が強いことで金利は上昇しているものの、新興国にはマイナス要因はあるでしょうから、トルコやアルゼンチンなどには新興国通貨の下落につながり、強いては資金の流出につながることから、その影響は徐々に先進国にも広がる可能性があり、影響の程度がどの程度になるのか見極める必要はあるでしょう。

為替市場に関してはリスクオフの動きが覗えます。株式市場への警戒感から、安全資産である円やスイスフランが買われていることもある他、トルコの影響が強いユーロには今後も売りが膨らむ可能性がありそうです。

米国では来週から本格的な決算発表シーズンとなりますが、懸念材料が豊富な中、好決算を発表する企業がどの程度、上を目指せるのか、またIMFが昨日発表した世界経済成長見通しの下方修正の通り、経済への影響が出始めるのか・・・

安易な上値掴みとならぬよう気をつけたいところかもしれません。

 

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昨晩の米国市場ではNYダウが7営業振りに再び市場最高値をつけてきました。特に好材料があったわけではないのにも関わらず、これまでの買いの流れが続いている展開です。

一方、ナスダックやS&P500には利益確定売りの動きも見られます。大型株に買いが集まり、小型株で構成されるラッセル2000などは7月来の安値をつけていることもあり、全体で見ると楽観視ばかりではないのかもしれません。

原油に関しては需給関係に変化はなく引き続き需給が逼迫する中、OPECでの会合で、サウジアラビアが減産を続ける姿勢を見せたことから買いが集まりやすい状況になっています。11月にイランの生産減少が起きた際には、更なる上のレンジを目指す可能性もありそうです。

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NYダウは2日続落。米中貿易摩擦の激化が徐々に高まる一方、これまでの堅調なムードを引き継いだ買い意欲も継続しており、マーケットは拮抗しているように思います。

米10年もの国債金利は昨晩、一時3.1%をつける場面もあり上昇しています。現在の米国経済は好景気であるものの、昨年成立した大型減税による米国の財政赤字も見逃せないものとなっています。減税の効果に関しては来年半ば辺りには減税効果も薄れてくるとの見方もあることから、今後もこの金利の上昇には注意が必要ではないでしょうか。

今晩はFOMCにて利上げが行われるのでしょうが、来年に関してはパウエルFRB議長も慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。予定されているFOMC後のパウエルFRB議長発言からは、12月、来年の話になると、サプライズな発言は出てこないと考えています。

一方で関税により輸入物価を中心にインフレ圧力が強まっていること、WTI価格も70ドルを超えてきていること、今後も賃金圧力の上昇が強まる可能性などを見ると、インフレ圧力を見ながらの舵取りがFRBには求められているのでしょう。

まずは今晩のFOMC、パウエルFRB議長の見解に注目ではないでしょうか。

 

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昨晩の米国市場は3指数揃って反発。週初には対中国への追加関税を嫌気した売りが出たものの、昨日は当初の予定通りであった10%であったことが好感され、NYダウは一時200ドル以上の上げ幅を見せる場面もありました。

米長期金利は3%の大台に乗せてきました。上がり始めると止まらない金利については注意が必要ですが、5月に付けた水準を超えてくるようであれば、さすがに楽観視している株式市場も無視出来なくなるのではないでしょうか。

株式市場は米中の行動について嫌気している感はありませんが、金価格は下げ止まりを見せ始めています。通常であれば、ドル高・金利上昇は金にとってマイナス要因であるにも関わらず、昨晩も1200ドルの節目を割り込むことなく底堅さが見られています。米中貿易摩擦を懸念と取る投資家が安全資産の金を買う動きが出始めている可能性も考えられます。

昨晩は楽観視された追加関税第3弾の影響は徐々に米国経済にも影響が出てくることを考えれば、注意が必要な相場であることは変わっていないのではないでしょうか。