株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は、先週行われたFRB議長発言で、今月末に利下げを行うとの意思が見られたことから利下げ期待が強まり連日で株式市場は高値を更新する形となっていましたが、小さく反落する形となりました。

朝方には金融機関の決算内容が市場予想を上回り、買いが先行していたものの、トランプ大統領が『米中協議は長引く』『中国への追加関税』について言及したことにより、これまで買われすぎた分の利益確定が出てきたものの、利下げ期待もある中、下げ幅は小さなもので終えています。

今後については、米国株式市場は高値を今後も更新する可能性もあるでしょう。パウエルFRB議長が、利下げに前向きである姿勢が見えたことは株式市場にとってポジティブサプライズであり、これまで良い経済指標が出ると利下げ期待後退により株式市場はネガティブに反応していましたが、昨晩に関しては良好な小売売り上げが発表されても、売りが強まることが無かったと言う事は、それだけマーケットは『パウエルFRB議長の利下げへの意欲が強い』と見ていると言えるでしょう。

ただし、昨晩のトランプ大統領の米中協議に関する発言により売りが出てきたところを見る限り、今後も米中関係の行方には敏感に反応する可能性がありそうです。

 

株の窓口THE相場勘

米国市場ではNYダウは3日続落。先週末の雇用統計が好調であったことによりFRBの利下げ期待が後退したことを受け軟調に推移しているものの、引けにかけては買いが集まる場面もありました。

株式市場は利下げ期待が高まりすぎたのではないかとも思いますが、7月のFOMCでは50bpの利下げ期待は後退したものの25bpの利下げ期待は高い水準を維持しています。利下げに関してはまだ期待が高すぎるようにも思えますが、明日の米国時間にパウエルFRB議長の発言が予定されていますので、もう少し利下げの可能性について見えてくるのかもしれません。

とは言え、FRBの立場を考えれば現時点で利下げを明確に示唆することは出来ないでしょう。またトランプ大統領はFRBに対し利下げを強く求める発言をしていますが、FRB議長としては独立性を維持した態度をとるべきであるもののマーケットの期待を裏切るような発言をするにも慎重にならざるを得ず・・・と言う事から難しい状況でしょうから、明日のパウエルFRB議長の発言には注目ではないでしょうか。

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は、あまり大きな材料が無い中ではありましたが、米国が欧州に関税を課すと言う事が伝えられ債券や金が買われるなど安全資産への資金流入があるように見えますが、株式市場については引き続き利下げ懸念が下支えしているようです。

株式市場のみを見るとリスクオンの動きとなっているように見えますが、金利の低下などを見る限り米中貿易交渉に関しては懸念が残っているようにも見えます。ここまで長期間、米中間の関税のかけあいが続いたことで景気への減速は避けられないとも考えられることから今月末に行われるFOMCまでは金利の低下は止められない可能性もありそうです。

また昨晩はOPEC会合にて、これまで同様の減産体制を9ヶ月延長することを発表していますが、WTI原油価格は大幅に下落しています。原油価格から見ても、これまで同様の減産では経済減速の懸念を拭えないとの見方が台頭しているとも捉えられるのではないでしょうか。

 

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は3指数揃っての反落となりました。ここまでの上昇ピッチが早く、買われすぎ感が高まっていたところにブラード総裁が『いきなり50bpを利下げすることはない』との発言をしたことや、経済指標の結果が悪かったことなど、悪材料が重なったことが要因でしょう。

FRBに対するマーケットの期待が強すぎたと言うこともあるでしょうし、これまでハト派と見られていたブラード総裁の発言に市場が失望したとも言えるかもしれません。

債券市場を見ると、発言後に一瞬大きく動いたこともありましたが、株式市場に比べると『景気減速懸念』『将来の利下げ』を見据えた動きとなっています。

債券市場の動きを見る限り、株式市場も『悪い経済指標』→『利下げ期待による上昇』との良い上昇とは言えない状況から、徐々に『景気減速懸念』を織り込む形となるのではないでしょうか。

 

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国株式市場は大幅続伸。欧州時間にドラギ総裁が『追加緩和』の可能性を示唆したこと、米国時間にはトランプ大統領は『G20で米中会談を行う』ことをツィートしたことで、マーケットはリスクオンとなりました。

マーケットの反応を見る限り、トランプ大統領の発言が大きく反映しており、G20で会談は行われたとしても協議は難航するとの見方が大半を占めているもののトランプ大統領の影響力の強さが顕著化したと言えるのではないでしょうか。

それに対し、米国の長期金利は一段と低下。債券市場では『米中貿易摩擦』がと言うより、ここまで進んでしまった以上経済への影響は免れないこと、また今晩FOMC後にパウエルFRB議長の会見が予定されていますが、現状では利下げに対しこれまで以上に強い意志が見られるかどうかは分からない部分であり、マーケットが失望する形となれば一時的なショックが起きる可能性もあると考えています。

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はようやく一服。朝方は買いが集まっていたものの、中盤以降はマイナス圏での推移となりました。

トランプ大統領は相変わらずツィートを繰り返していますが、G20での中国との交渉がうまくいかなければ追加関税を更に課すとの発言から米中間の進展に懸念をくすぶらせる形となっているようです。

また、先週末の米・雇用統計では2月に続き、予想を大幅に下回る結果であり雇用の面にも景気減速懸念が現れてきているとの見方が浮上。早ければ7月には利下げが行われるとの見方が台頭しています。6月のFOMCで、どれだけ年内の利下げについてどの程度示唆するのか・・・がマーケットの焦点になるのではないでしょうか。

FOMCの結果によっては、現在織り込まれていると見られる利下げへの言及が無ければ、折込が進んでいる分、マーケットへのショックの可能性があるかもしれません。

株の窓口THE相場勘

昨日の米国市場は大幅続伸となりました。昨晩の時点で売りも一服との見方も広がったところに、パウエルFRB議長の発言をきっかけに上げ幅を拡大して終えました。パウエルFRB議長から直接、利下げについてのコメントは無く、『適切に対応する』との発言ではあったものの、マーケットは利下げを催促する形となったようです。

今のところ早ければ7月の利下げの可能性が織り込まれつつあり、年内の利下げは2回と言うのが織り込まれつつありますが、FRBのメンバーの発言を見る限り、インフレは目標に近づきつつある・米国経済は悪くはないとの見解は見せていますが、今月のFOMCで利下げについてどのように反応を見せるのかにマーケットの注目が集まってきそうです。

メキシコへの関税について、メキシコ側からは楽観的な見方が示されていることや、米国としてはメキシコへの関税に反対の見方をする声もありますが、トランプ大統領は依然としてメキシコへの関税に対し強硬な姿勢を崩していないようです。

しばらくは利下げ期待が続くこともあるでしょうが、過度な楽観視には注意した方が良いかもしれません。