株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場では、トルコ・リラの急落が一服したことから、トルコに対する懸念が一旦は後退したようです。参加者が少ない中での動きであったこともあり、問題が解決したわけでもないことから、懸念は一服しつつも上値の重たさも見られました。

トルコの問題については、トルコ向けの債券を多く抱えている欧州の金融市場で、この問題が欧州に波及するのではないかとの懸念であり、欧州に何らかの問題が出てくることが一番の問題なことや、他の新興国通貨もトルコ・リラと同様の下落をしていることから、引き続き注意が必要な状況にあるのではないでしょうか。

また、米国が先行して利上げを行ってきたことや、保護主義政策などは、もともと悪影響が懸念されていたところにトルコ通過危機をきっかけに明らかになったと考えられます。つまりは、同様の問題がトルコ以外の国にも出てきてもおかしくないと、これまで以上に世界各国の状況を見守る必要がありそうです。

原油価格を見ると、他の市場よりも早く世界経済の懸念を織り込み始めたように見えます。少し前までは産油国の動向など供給面の材料に注目が集まっていましたが、直近では景気動向などに対し注目度が集まっている部分が見られるようです。景気先行指数として、原油の動向にも注視したいところです。

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場はNYダウは3日続伸、S&P500、ナスダックともに最高値に近づく動きとなりました。

テスラ株に買いが集まり、ハイテク株中心に堅調な展開となりました。貿易摩擦問題があるとは言え、全体的に楽観ムードが台頭していると言えるでしょう。

確かにGDPからすると貿易に関する問題はたいしたものではないとの見方もある一方、貿易問題は経済成長の重荷になるとの見方があります。今のところは楽観的に、トランプ大統領による口先介入のみとの見方から株式相場は上値が重いながらも堅調ではありますが、やはり決算通過後には注意が必要ではないでしょうか。

経済指標に関しても全体的にはしっかりとしているものの、先週発表のあったISM指数を見る限り、貿易摩擦問題を徐々に反映しているとも見えます。今後どのように現在の米国を取り巻く通商交渉が経済に影響してくるかは不透明なこともあり、11月の中間選挙に向けて、トランプ政権の動きも活発化することが予想されます。

特に夏場の出来高が細る中、不透明要因・懸念材料がある中ではやはり、過度な楽観視には注意するべきではないでしょうか。

 

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場では、米中間で通商交渉再開を模索しているとの報道が伝えられたことが好感され終始、買い先行となりました。

ですが、実際に米中間では関税を課している状況であることは間違いなく、交渉を始めることで前進するという期待はあったものの、「米国は中国輸入品について2000億ドル相当の関税引き上げを計画している」 「USTRは関税を現行の10%から25%への引き上げを提案している」との報道も出てきており、交渉への懸念が高まる可能性もあり、引き続き注意が必要ではないでしょうか。

ナスダックに関しては、昨晩、米国時間の引け後に発表されたアップルの決算が良好で時間外で買いが集まっています。テクノロジー企業については、株式市場の期待感がこれまで強かったものの、貿易戦争の影響を受けるものもあるでしょうから、企業内容の選別職が強くなる可能性があります。

テクノロジー企業に関しては、クレディ・スイス、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカなどが相次いで高値警戒感を唱えていることから、今後も米国相場の牽引役となるのか、調整局面入りするのか注目が集まっています。

時間外ではアップル株は上昇していますが、まずは今晩、アップル株が上昇を維持できるのか。市場反応に注視したいところです。

株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は、アルファベットの好決算を受けてしっかりとした買いが続く展開となりましたが、その後ハイテク株中心にポジション調整の売りにおされる場面も見られました。

企業業績に対する期待から、決算発表期間中については株価を下支えする形が続くと思いますが、トランプ政権の動きを見る限り決算後は米国を取り巻く通商交渉の行方に対する懸念から上値が重くなる展開も想定できるでしょう。

大型減税の効果が出てきていることで米国経済は堅調であるのが間違いないと思いますが、今は業績への期待の方が貿易に対する懸念より上回っており、楽観的な見方が台頭してはいるものの、今後出てくるであろう貿易問題の影響には慎重になるべきではないでしょうか。

米国中心の貿易摩擦に結論が出るまでは、マーケットは振らされることが今後も続くと考えられます。更には来月の決算発表後、商いも更に減少するとなると、よりボラが大きくなることも想定されます。

 

株の窓口THE相場勘~パウエル発言を受けた米国市場~

昨晩の米国市場はNYダウが4日続伸となりました。中心となったのはパウエルFRB議長の発言でしょうが、緩やかな緩和を持続することが好感されたようです。

パウエル議長の発言は下記の通り

・米国経済は好調

・雇用が強い

・低インフレが続く

・企業業績は良好

ナスダックは史上最高値を更新。今のマーケット上昇を主導しているのはナスダックであることは間違いないでしょうし、昨日発表のあったネットフリックスの決算は市場予想に届かなかったにも関わらず、強気の見方をするアナリストが多く一時大きく売られる場面もありましたが、最終的にはプラス圏で引けました。

米国を取り巻く貿易については解決はしていませんが、今の米国市場を見る限り懸念している動きは見られず、決算発表シーズンを向かえ期待感が台頭しており、堅調推移がしばらく続きそうです。