株の窓口THE相場勘 ~日経平均の方向感~

昨晩の米国時間に、北朝鮮がミサイル発射準備をしている可能性があると伝えられたことにより、ドル円は一時110円台に突入する場面もありましたが、サイバーマンデーと言うこともありアマゾンへの期待感から買いが入り、最終的にNYダウは小幅に上昇して終えました。

日本株はと言うと、11月9日に高値から約850円下落して以来、上昇して始まった日は全て陰線となっています。一方で日経平均株価を5日線がサポートしており、上にも下にも動きにくい膠着相場を続けています。チャート的には三角持合となっているため、いつ大きく下っぱなれる、もしくは上っぱなれてもおかしくないように見えます。

大型株は利益確定売りに押されていますが、中小型株への物色は続いていることから、年末にかけての上昇の可能性があると見ていますが、円高の進行や地政学リスクの高まり、中国懸念もあり、下方向に触れる可能性も捨てきれません。

下に触れた場合、価格帯出来高チャートで見るサポートラインの22000円を割り込まずに推移できるかが注目ではないでしょうか。