株の窓口THE相場勘 ~来週はいよいよFOMC~

本日は朝型から北朝鮮がミサイルを発射するなど、朝から慌しい一日になるかと思いきや、株は、何度もミサイルを撃たれて慣れてきているのか、楽観的な人があまりにも多いのか分かりませんが、今回は北朝鮮がミサイルを発射した後、韓国もミサイル実験を行うなど緊迫化が増していると思うのは私だけなのでしょうか・・・

北朝鮮の問題を除けば、昨晩発表のあった米国・消費者物価指数は予想を上回り、失業保険申請件数も予想より少なかったことで、NYダウは連日の高値更新となりました。
経済指標の良好な結果を背景に12月の利上げ確立が上昇。

来週にはいよいよFOMCが開催されます。
今回のミサイル発射を受けても、さほど下がることの無い楽観ムードの強い相場が続いているようなので、FOMCまでは強い相場が続く可能性もあると思いますが、ここで注目を集めいてるのが
『今月からバランスシートの縮小は行われるのか』
『年内に再度利上げが行われるのか』
ということでしょう。

昨晩発表のあった米・消費者物価指数は確かに良かったのですが、この時期の経済指標はぶれやすい傾向にある為、ハリケーンの影響等を見極めたいとの結果になる可能性も未だに残っていると思います。
ムニューシン財務長官は、『ホワイトハウスが利上げに反対している』とのコメントを発したとも伝えられており、FRBがどのような判断を行うかによって、今後のドル円の動きに直結してくるだけに、今回のFOMCの内容は年末にかけてのドル円・株価の方向性を示してくれるものと思います。

明日から、日本は3連休。連休明けの19日・20日にはFOMCですから、しっかりと休息をとり、来週に備えたいと思います。それでは今週もお疲れ様でした。素敵な週末をお過ごし下さい。