株の窓口THE相場勘 ~米・税制改革期待が強まる~

昨晩も米国は好調。これまで税制改革法案に反対すると見られていた共和党のマケイン上院議員が上院の税制改革法案を支持する意向を表明したことを受け、税制改革期待が強まったことが一番の要因ではないでしょうか。

他にもトランプ大統領がティラーソン国務長官の更迭を検討するとの報道が伝わり一時、ドル円は111円台に突入したりもありましたが、米ホワイトハウスのサンダース報道官が『ティラーソン氏は国務長官の職にとどまる』と述べたことも相場全体の押し上げの安心感が出たのかもしれません。

いずれにせよ、米国の政策、ホワイトハウスの動向に注目が集まっているということでしょう。

懸念としては、昨晩は切り替えしたものの、米国半導体の動き。米国の半導体アナリストが半導体は堅調ではあるものの伸びは鈍化すると発言したことが要因ともされていますが、昨晩の反発が一時的なのかどうかは見ておいた方が良さそうです。