株の窓口THE相場勘 ~米国と日本の投資の違いについて~

今週末から外国人投資家のクリスマス休暇もあり、本日の日経平均は利益確定売りに押されたかたちとなったようです。
本日は米国と日本の投資に対する違いを説明したいと思います。NISAの導入を始めて以降、安倍首相も「貯蓄から資産形成へ」と公言し、個人のお金を預貯金に眠らせたままにしておくのではなく、投資をし資産形成の方向に促しています。

金融庁の発表で、「NISAによる投資は増加しているものの積み立て投資の割合が低く投資教育を受けたことの無い者の割合が約7割、そのうち3分の2は『そもそも投資の知識は不要と考えている』」ことが分かっています。
投資について教育を受けず、知識すら必要と考えている人たちが投資を行うことは果たして良い事なのか・・・

米国では通常、高校の授業で投資の授業があります。ほとんどの国民が、投資について幼い頃から教育を受けており、投資を行っている人の多くが投資顧問を利用しているのも特徴です。

また下記の表をご覧下さい。

hyou

米国に比べると、日本の規模はとても小さく、販売手数料は約5倍もかかります。この表を見る限り、米国に比べて、日本の投資で資産形成を行っていくには単純に、より利益を出していかなければ、手元にお金は残りません。

資産形成の為に投資を行うことは良いことだと思います。ですが、知識がないままに投資を行うことは、ギャンブルになりかねません。

大切なお金ですから、何も知らないまま投資をするのではなく、是非、自分に合った投資スタイルを推奨する投資顧問を探してみて欲しいと思います。