株の窓口THE相場勘 ~米国は強気相場一直線~

昨晩の米国では3指数揃って史上最高値を更新。1日を通して堅調に推移しました。

銀行やヘルスケアが上昇を牽引し、原油高の高騰もマーケットに好感されたようです。S&P500とナスダックは2018年に入ってから6日続伸。市場全体が強気一色に傾いているのが分かります。減税によって米国の景気回復されるという期待が強いのだと思いますが、市場はまだ減税を材料に出来る余力があるとも言えるのかもしれません。

1月23日から米国では決算発表が本格化します。減税は個人の所得税に関してはプラスとマイナス面がありますが、企業減税に関しては大幅に改善されることになる為、今回の決算には期待がかなり高まっています。

金利の上昇に関しては、どこでマーケットが弱気材料視するか・・・景気の回復を伴う金利上昇になるのか、株価に影響を及ぼすような上昇になるのかについては気になるところです。今後の懸念材料となりうるものがあるとすれば、金利の上昇ペースなのかもしれません。

WTIも昨晩時点で63を越えてきました。OPECの減産により足元の需給が引き締まっているというのはあるのですが、昨晩に関しては大きな理由も見当たらない為、この調子が続けば60台後半まで一直線に進む可能性もありそうです。