独立記念日を控えて半日立会いだった昨晩の米国市場。
リグ稼動数の減少が伝えられたことでWTIは連日の上昇、更には6月ISM製造業景況指数は予想を上回り、金融株・エネルギー株を筆頭にNYダウ、S&P500は上昇しましたが、ハイテク株中心のナスダックが下落していることを受け、引けにかけて上げ幅を縮小しました。
本日は米国市場は独立記念日で休場となりますが、明日7/5（水）にはFOMC議事要旨の発表を控え、米金利に連動するドル円の動向もあり、本日の日本市場は神経質な展開だったと思います。
時期的にも夏枯れ相場に突入しつつあり、米国と同じく日本市場も出来高が少なく、これまで買われていた任天堂を初めとするゲーム関連銘柄に利益確定売りが出ていることなどを見ると、やはり一旦は利益確定売りに押される展開が想定されるのではないでしょうか。
5月に入ってからの日経平均は25日線に下支えされている形で、押し目らしい押し目を形成したとは言えないとは思いますが、このまま20000円を維持できるかどうかも今後の焦点になると思います。
また今週の一大イベントとも言える7/7（金）の米・雇用統計発表があります。
年内の利上げ確率が昨晩の時点で50％を越えてきていますので、この発表次第ではドル円は更に動く可能性もあるかとは思いますので米国の経済指標を中心とした動きが暫く続きそうです。