株の窓口THE相場勘

昨日の米国市場は5日ぶりに大幅反発。米国が政府機関の新たな閉鎖を回避に向かうとの見方や、米中通商交渉が進展に向かうのではないかとの期待、そしてアジア・ヨーロッパの株式市場の上昇を引き継いだこともあったのだと思います。

今現在の相場を見ると、どんなことでも好材料に反応するというのが見て取れます。

債務上限の問題もありますし、政府機関の閉鎖回避についてもトランプ大統領がサインをしない可能性もあることから、まだ債務・予算の問題は今後も注意したいところではないでしょうか。

世界経済の鈍化懸念については、景気は急に良くなるものではないということや、米中通商協議が上手くいったとしても、高関税の影響は今後の経済指標等に出てくる形になるでしょう。それに対し、各国がどのような対策がとれるのかが鍵となるでしょう。