株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場は、月曜日の流れを継いだポジション調整の動きとなったように見受けられます。ですが、NYダウに関してはボーイングの墜落事故により、各国が運行を見合わせる発表が出てきていることにより大きく続落したことが重しとなりました。

また英国のブレグジット問題については、昨晩、2度目の否決となりました。メイ首相がまとめた離脱案はもともと否決の見通しが出ていたことから、然程、材料視されることは無かったようですが、今後の展開については引き続き注視する必要がありそうです。

WTI原油価格については、サウジアラビアが4月以降も積極的な減産を続けることを示唆していることが下支えになってはいるものの、世界経済の減速懸念が上値を重くしていることもあり、膠着状態が続いていますが、動き出した際には大きく反応を見せる可能性もありそうです。