株の窓口THE相場勘

米国市場は昨晩はしっかりと上昇。ファーウェイに対する措置に90日間に猶予を持たせたことを好感しましたが、マーケットには猶予の間に進展があるのではとの期待を元に上昇したのだと思います。

懸念を持って言えば、ここから1~2ヶ月は情況に変化が無いとも言えるでしょう。

また米長期金利に関しては、景況感指数は良いものが多いものの、インフレ見通しが2ポイント上昇していることに注意が必要だと思います。インフレ要因は原油高の進行・雇用の逼迫・中国への関税など、今後高まってくる可能性が高いこともあり、インフレが予想よりも早く上昇することがあればFRBもマーケットの期待している『利下げ』を行うことが出来ないでしょうから、引き続き注視する必要があるのではないでしょうか。