株の窓口THE相場勘

昨晩の米国市場ではNYダウが400ドルを超える上昇となりました。月末に入り、しっかりとした買いが集まりました。ですが、まだ買い戻しによる反発の可能性もある為、今後もしっかりと注視していきたいところです。

今回の米国市場の下落は、まだ高値から見ると10%未満の下げであることからボラティリティは大きくともパーセンテージで見ると然程大きなものでもないとも考えられますが、1ヶ月間下げ続けたことに関しては懸念が残るところです。

米国では中間選挙を控え、来月中旬にあるFOMCで利上げのペースはどうなるのか・・・そこを確認するまでは動きにくい相場が続くかもしれません。

物価動向は落ち着いており、原油価格の下げが寄与していますが、FOMCが重視するのは物価でしょうから、今週末発表になる雇用統計で賃金の上昇が確認されれば、再度金利の上昇に繋がる可能性もあり、注目ではないでしょうか。