株の窓口THE相場観

昨晩の米国市場ではNYダウが5日続伸となりました。先週は確かに好材料(米中協議再開・香港犯罪者引き渡し関連、ブレグジットを阻止する法案)が出たことで買い安心感が出てきましたが、今週の好材料と言えるものと言えば、中国が米国の農産物の追加購入を検討していると伝えられているもの程度です。

米国の今後については、来週FOMCを控え追加利下げが意識されていることもあるでしょうから売りが出にくい状況が続くかもしれませんが、根本的には世界的に見ての景気減速懸念は指標を見る限り取り除くことは出来ないことや、米中協議の行方を睨んだ形になると考えると今後高値を追い続けるかについては疑問が残るのではないでしょうか。