株の窓口THE相場勘 ~グレート・ローテーションはいつ?~

昨晩の米国市場は、大統領選挙後、最大の上げ幅で12回目の年初来高値更新でした。欧米の上昇を受け日本も上昇。為替がやや円高方向に推移していたにも関わらず、プラス圏を推移していたことを考えると、強い相場だと言えるのではないでしょうか?

押し目らしい押し目がないまま上昇を続けていて、「上値余地」はまだあるのか!

米国市場を見てみると、まだ上値余地があるように思います。
理由は、「まだグレート・ローテーション(※)が起きていない」と言うことです。本格的に上昇するとなれば、債券から株式への大きな資金流動が起こると言われています。

米国市場に4兆7千億円ものお金が流入していますが、実際にグレートローテーションが起こるとなれば、『兆円』単位ではなく、『兆ドル』単位での流入になるとの見方があり、実現すると、大きな『うねり』になるはずです。
となると現在の流入は、リート・公共株・高配当銘柄などの金利に敏感なセクターから、景気敏感セクターに循環物色されているという事? “株の窓口THE相場勘 ~グレート・ローテーションはいつ?~” の続きを読む