株の窓口THE相場勘 ~今週のマーケット注目内容~

連休開けの日経平均は、窓を開けての強い展開となり、久々の20000円台に乗せてきました。NYダウが連日で高値を更新してきたことや、日本でも衆院解散選挙と伝わったことで、リスクオンの流れとなり、出来高を伴っての上昇。
選挙のアノマニーからすると、選挙日まで上昇した確率は8勝1敗。日経平均の上昇率は平均3%と言うことですから、単純計算で9月15日(金)の終わり値から3%上昇するとなると選挙日とされる10月22日(日)までに20506.785円をつけてくることになりますね。あくまでアノマニー通りとなればですが、株価にとっては好材料と言えるでしょう。

ただし、ここで注意して見ておきたいのが、今回の早期解散については、消費増税を目的にしていると言われていることです。アベノミクスが始まった際に、消費増税を行ったことが日本経済を低迷させた原因の一つとして捉える見方が多いだけに、選挙戦の時から自民党の動きについては見ておきたいところ。

そして今晩からいよいよ米国では2日間に渡ってFOMCが開催されます。イエレンFRB議長からバランスシート縮小や年内の利上げについてどのような見解を発表するのかに注目が集まっています。ドットチャートを見ると、7月の時点では、年内の利上げは無いだろうとの見方が広まっていましたが、直近では12月の利上げ確率が50%程度まで上昇してきました。 “株の窓口THE相場勘 ~今週のマーケット注目内容~” の続きを読む