株の窓口THE相場勘 ~ハードブレグジット懸念再燃?!~

米国は20000ドルまで後37セント・・・と思いきや大台にのせられない状態が続いています。日経平均は日銀のGPIFに買い支えられつつ為替の動きに左右され上げきれず下げきれずの動きが続いているようにです。

また、新年に入り、懸念に関する報道が増えてきているようにも感じます。昨晩出てきた懸念で大きかったものと言えば『英国のハードBREXIT』でしょう。英国のメイ首相が週末のインタビューで『離脱の可能性が高い』と示唆し、英国が企業のEU市場へのアクセスを維持、移民制限を希望しているのに対しEU側は離脱する英国がEUメンバーシップであることの特典を維持することは不可能だと主張。
インタビューの中でメイ首相が移民制限を最優先とし、得点を断念する姿勢を示したことから、ハードBREXITへの警戒感が出てきたようです。このことからポンド売り継続、リスク回避で円が115円まで下落しました。

株の窓口THE相場勘で以前に、2017年のリスク要因について(参照:詳しくはこちら)書いた通り、今年は欧州の動きを見過ごすわけにいきません。

株の窓口では大きな流れでは、日本のマーケットは米国につられて上昇すると見ていますが、昨晩のように今年は欧州リスクがとりだたされる可能性がありますね。

また明日1月11日、トランプ氏が記者会見を行う予定です。
彼自身のTwitterで
「I will be having a general news conference on JANUARY ELEVENTH in N.Y.C. Thank you.」
(1月11日にニューヨークで一般的な記者会見を行います、ありがとう)
とツィートしていましたので、1月20日の就任前にどんな発言がされるのか・・・

直近では明日の会見に注目ですね。