本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
東京製鉄 <5423>     GS    買い    1100→1150
ソニー <6758>      JPモル  強気    4500→5200
ローム <6963>      Cスイス  強気    8400→11500
日立ハイテク <8036>   モルガン  強気    5100→5200
阪和興 <8078>      モルガン  強気    950→1100 “本日のレーティング” の続きを読む

株の窓口THE相場勘 ~今週の相場の注目内容~

週末の米雇用統計の結果を受けてのスタートとなった本日の日経平均は、堅調ではありましたが、引き続き上値の重い展開となりました。
米・雇用統計の結果はと言うと、非農業部門雇用者数はコンセンサス予想を大きく上回りましたが、失業率は4.4%と低い水準は維持しつつも、前月からは若干上昇。また、賃金も伸び悩みが見られました。

日本独自の材料では、朝方発表のあった5月・機械受注統計。
設備投資(先行指標)である民需の受注額は2ヶ月連続の減少となり、前月比3.6%減。非製造業の減少が続き、4-6月期は2四半期連続での前期比減少となる可能性が大きくなりました。設備投資が日銀短観にあるように堅調な展開となるかについて懸念が出てきています。

日本個別材料は軟調を示しつつも、やはり日本の相場はドル円・米国の動きに連動性が高く、本日はプラス圏で推移しましたが、今週末から一足早く、米国が決算発表シーズンになりますので、今週は、その結果を睨んだ展開となるのではないでしょうか。

14日に発表があるのは、JPモルガン、シティグループといった大手金融株。
本日は、週末に行われた日銀によるオペを受けて、日本の金利維持を懸念した金融銘柄が売られていましたが、この結果によっては、米国とつながりの強い三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行などが見直される可能性もあるかもしれません。
ですが、ストレステストの結果等は既に米国金融銘柄の上昇はある程度、織り込み済みであることから、上昇したとしても上値は限定的になるかもしれません。 “株の窓口THE相場勘 ~今週の相場の注目内容~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:50 5月機械受注、5月国際収支
・14:00 6月景気ウォッチャー調査、さくらリポート
・日銀支店長会議
・エルニーニョ監視速報
・決算発表=クリエイトHD<3148>、コスモス薬<3349>

【海外】(時間は日本時間)
・10:30 中国6月消費者物価・生産者物価
・ユーロ圏財務相会合
・休場=タイ “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
ウエルシア <3141>    いちよし  A     4900→5400
花王 <4452>       モルガン  強気    7200→7400
コーセー <4922>     モルガン  強気    12600→14000
ブラザー <6448>     GS    買い    2640→2800
日東電 <6988>      JPモル  強気    12000→12600
良品計画 <7453>     みずほ   買い    29000→31000
ソフトバンク <9984>   野村    買い    11550→12770 “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■エスクロAJ<6093>、18年2月期1Qは営業利益倍増。
■ネクステージ<3186>、17年11月期2Q累計は営業利益は45.6%増益。
■東製鉄<5423>、18年3月期上期、および通期の業績予想を増額。
■マルゼン<5982>、18年2月期1Qは好進ちょく。
■リヒトラブ<7975>、18年2月期1Q好調で通期営業利益予想を増額。
■日コンセプト<9386>、17年7月31日より東証1部に指定替え。
■スターマイカ<3230>、17年7月14日より東証1部に指定替え。
■ノダ<7879>、17年11月上期の連結営業利益を大幅増額。
■主な決算発表=ヤマザワ<9993>、カンセキ<9903>、ジュンテンド<9835>、日プロ<9651>、丸八倉<9313>、オンワードH<8016>、岡野バル<6492>、セラク<6199>、デザインワン<6048>、知多鋼<5993>、久光薬<4530>、フェリシモ<3396>、ミタチ産業<3321>、エコーTD<7427>、島忠<8184>、チヨダ<8185>、ワキタ<8125>、吉野家HD<9861>
■主な業績予想の修正=協和コンサル<9647>
■主な月次動向=オートバック<9832>、MV東海<8198>、TSIHD<3608>、シュッピン<3179>、トレファク<3093>、マネパG<8732>、ライフネット<7157>、IBJ<6071>、電通<4324>、ハブ<3030>、ゲオHD<2681>、買取王国<3181>、Fブラザーズ<3454>

株の窓口THE相場勘 ~今晩は米・雇用統計発表~

本日、日本時間の21:30には、いよいよ米・雇用統計の発表があります。
昨晩発表のあったADP雇用統計は、予想に届かずで、米国株は久々に大きく売られた形になりました。
ADP雇用統計と雇用統計は、かならずしも連動する形ではありませんので昨晩と同じような結果になるとは限りませんが、今後の利上げを行う上で、重要視されている指標ですので、どのような結果になるか注目です。

とは言え、今月は米国が利上げをすることもないでしょうから、そんなに過剰反応することはなく、あくまで米国経済の進捗率を確認する程度になるかとは思っています。

いずれにせよ、最近のブログにも書いてきましたが、秋口までは大きなイベントもなく、調整局面に入る可能性が高いと見ていますが・・・

既に決算を発表した銘柄に関しても、良い内容を発表したにも関わらず売られている銘柄が散見されます。また、為替が円安に動いても株価が連動していないなどを見ても、第一四半期の決算であることで、期末の決算ほどインパクトも無いので一旦は材料出尽くしで推移するのではないでしょうか。 “株の窓口THE相場勘 ~今晩は米・雇用統計発表~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 9:00 5月毎月勤労統計調査
・14:00 5月景気動向指数
・生活意識に関するアンケート調査(日銀)
・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、16年度の運用実績発表
・決算発表=久光薬<4530>

【海外】(時間は日本時間)
・21:00 ブラジル6月消費者物価
・21:30 米6月雇用統計
・G20(20カ国・地域)サミット(8日まで、ドイツ) “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
九電工 <1959>      東海東京  強気    4000→5500
コシダカHD <2157>   UBS   買い    3200→3400
キャピタルA <3965>   岩井コスモ   A     3750→4000
日立 <6501>       JPモル  強気    820→850
大真空 <6962>      東海東京  強気    1840→2300
ダイセキ <9793>     いちよし  A     3100→3400 “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■サーラ<2734>、第2四半期(16年12月-17年5月)の連結決算で利益上ブレ着地、17年11月期の連結利益予想を上方修正して期末配当増額も
■コスモス薬<3349>、17年5月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額も
■サカタのタネ<1377>、17年5月期の連結業績予想を上方修正して期末配当増額
■大有機化<4187>、17年11月期の連結利益予想を上方修正
■マクドナルド<2702>、6月既存店売上高は前年同月比16.8%増
■東京綱<5981>、ロスエンジニアリング社と防災製品事業で提携、18年4月に合弁事業開始予定
■アスクル<2678>と7&iHD<3382>が業務提携を正式発表
■アーバネット<3242>、ホテル事業への参入を決定
■エボラブルA<6191>、6月度のビジネスマネジメント事業においてWeb出張予約システムの新規オープンが19社
■ナガセ<9733>、上限30万株・12億円の自社株買い実施へ
■グランド<9720>、第2四半期(16年12月-17年5月)の単体決算で赤字拡大
■くろがね工<7997>、第2四半期(16年12月-17年5月)の連結決算で営業利益22.5%減
■JIA<7172>、公募増資・株式売り出しの一方、1対2の株式分割や実質増配など発表
■主な決算発表=KG情報<2408>、7&iHD<3382>、フュージョン<3977>、トーセ<4728>、キャリアL<6070>、技研製<6289>、マニー<7730>、三光合成<7888>、MrMax<8203>、乃村工芸<9716>、ベルク<9974>
■月次発表=カネ美食品<2669>、鳥貴族<3193>、すかいらーく<3197>、ラウンドワン<4680>

株の窓口THE相場勘 ~米国経済の現状について~

昨晩は、4営業日ぶりにナスダックが大幅反発。FANG銘柄に強さがありました。
最近の米国市場は、理由無く銘柄が売られたり買われたりしていて、説明しづらい相場が続いておりますが、強いて言えば、金利が下がる時にテクノロジー株が買われ、金融銘柄が売られているようです。
金融銘柄については納得できますが、テクノロジー銘柄に金利はさほど関係が無いだけに、単に資金が循環しているだけなのかもしれません。

FOMC議事録に関しては、『しばらくインフレ率が2%より下で推移する可能性が高い』と
認めていますし、若干、期待インフレ率が戻ってきてはいますが、依然として1.6%台を推移しており、ここ最近の金利の戻りは『だまし』の可能性が高いと見ています。今は独立記念日で議会は休みであり、来週になると議会は再開となりますが、経済政策関係は夏休み前に成立させるのは無理でしょうから、金利に関しては、やはり下方向ではないかと思っています。

理由としては、
『期待インフレ率が低い』
『米国は税制改革を行えば3%以上の経済成長を見込めるとは思いますが、
それが無ければ現状維持』
『今年の税制改革についてはある程度、マーケットは織り込み済み』
『織り込んだ分の反動がでる可能性がある』
などが挙げられます。
これらを踏まえると、秋には『税制改革の時期』について、議会の動きがキーになるでしょう。 “株の窓口THE相場勘 ~米国経済の現状について~” の続きを読む