昨晩の米国市場は、引き続き、フランス大統領選挙の1回投票を通過した安心感に加えて、マクドナルドやキャタピラーの好決算が発表され、リスクオンの動きとなり、大幅高。
今年2月に『驚くべき税制改革』の発表を2週間以内に行うといいつつ、詳細が発表されないまま4月が終わろうとしていますが、ようやく明日26日には、トランプ大統領より税制改革の具体案が出されるとのことから、トランプ政権に対する期待感も再燃しているようです。
その後、28日には、昨日の相場勘にも書いた通り、算定予算の期限が迫り、29日はトランプ大統領就任100日目にあたることから、政府機関閉鎖のリスクも残っているとも言えるでしょう。
ですが、トランプ大統領がメキシコとの国境の壁建設費の予算化を先送りにする可能性があると示唆したこともあり、政府機関閉鎖が回避される可能性も出てきているようであり、こればかりはここから数日のトランプ政権の動きを見ないと何とも言えないところでもあります。
また、良好な経済指標等もあり、米国の6月利上げ確率は昨晩の時点で70%にまで上昇。
これを受けて米国再建も再び2.3%台を推移しています。 “株の窓口THE相場勘 ~空売り比率から今後を見る~” の続きを読む