11月9日の日本株の急落からボラの高い日が続いています。週末の日本平均株価も前場に高値を付けるも、マイナス圏を推移したこともあり、急落を受けての利益確定売りが出やすい環境にあるようです。
11月2週目の投資部門別売買動向を見ると、海外投資家は日本株の現物と先物合計で909億円の売り越しで、現物株は670億円の買い越しとはなっているものの、合算では9週間ぶりの売り越しとなっています。
この動きから、大型株は利益確定売りが出やすいとは思いますが、これまで上昇の中、動きの乏しかった中小型株に物色がシフトするかに注目ではないでしょうか。中小型株に物色が広がるようであれば、投資家心理は冷え込んでいるとは言えないことから、年末にかけても循環物色の動きに期待が持てるのではないでしょうか。
今週は米国の『感謝祭』があり、出来高の減少が予想されます。出来高が減少する際には一方通行に動きやすいことも予想されます。 “株の窓口THE相場勘 ~今週のマーケットの注目内容~” の続きを読む