週末の米国市場では米・雇用統計では失業率は低下、平均時給低下、非農業部門雇用者数は先月から回復したものの予想には届かず、ISM非製造業景況指数や製造業受注は予想を上回るなどまちまちの展開。NYダウは小幅な上昇で終えました。
一方日本では決算発表が続き、自動車・商社・不動産などの主力どころの発表があります。本日はソフトバンクの決算発表が予定されています。ソフトバンクの傘下にあるスプリントとTモバイルの合併交渉が正式に打ち切りになったことが週末に明らかになりましたが、一部報道でケーブルテレビ大手のチャーター・コミュニケーションズと提携交渉が進められているとも言われており、決算の内容とともに、市場が一連の報道を受けてどのように受け止めるかにも注目ではないでしょうか。
また、米国の税制改革法案の内容について、電気自動車購入者の税額控除廃止や、住宅ローン控除額の減額が盛り込まれていたことは日本にとってもネガティブ材料になる可能性もあります。特に電気自動車購入者の税額控除廃止については、米国の自動車協会からも反発が出ており、行方が気になるところ。 “株の窓口THE相場勘 ~今週のマーケット注目内容~” の続きを読む