昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:30 9月全国・10月東京都区部消費者物価指数
・決算発表=山崎パン<2212>、コカ・コーラ<2579>、MRO<3064>、グリー<3632>、ヤフー<4689>、新日鉄住金<5401>、日新製鋼<5413>、コマツ<6301>、アマノ<6436>、川重<7012>、HOYA<7741>、日ガス<8174>、オリコ<8585>、東海東京<8616>、JR東日本<9020>、JR東海<9022>、中部電力<9502>、関西電力<9503>、東ガス<9531>

【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米7-9月期GDP(国内総生産)
・23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数
・決算発表=(中国)中国平安保険(米国)メルク、エクソンモービル、シェブロン “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
エムスリー <2413>    野村    買い    5100→5200
エムスリー <2413>    大和    1     3990→4080
ディーエヌエ <2432>   マッコリ  強気    2770→2920
ヨシムラHD <2884>   岩井コスモ   A     3300→5200
スタートトゥ <3092>   JPモル  強気    3700→3900
SUMCO <3436>    東海東京  強気    2250→2970
TKP <3479>      日興    強気    2456→2700
コメダ <3543>      みずほ   買い    2300→2400
住友化 <4005>      メリル   買い    770→840
四国化 <4099>      野村    買い    1950→2050
中外薬 <4519>      野村    買い    5700→6300
中外薬 <4519>      モルガン  強気    6300→6500
安川電 <6506>      岩井コスモ   A     3500→4700
マキタ <6586>      UBS   買い    5050→5100
日電産 <6594>      大和    1     16000→17000
日電産 <6594>      UBS   買い    16500→17000
日電産 <6594>      JPモル  強気    14000→18500
アドテスト <6857>    野村    買い    2693→2903
アドテスト <6857>    マッコリ  強気    2635→2775
キーエンス <6861>    三菱UF  強気    60000→70000
ファナック <6954>    UBS   買い    27000→28500
KOA <6999>      三菱UF  強気    2250→2500
ドンキHD <7532>    GS    買い    4800→5000
日立ハイテク <8036>   野村    買い    5700→5851
日立ハイテク <8036>   モルガン  強気    5000→5200
スクエニHD <9684>   マッコリ  強気    4100→4900
ファストリ <9983>    UBS   買い    40000→42000
サンドラッグ <9989>   みずほ   買い    5000→5600   “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■本多通信<6826>、18年3月期の連結業績予想を上方修正して実質配当増額で1対2の株式分割も
■アサヒHD<5857>、18年3月期の連結利益予想(IFRS基準)を上方修正して期末に記念配当を付与
■JCRファーマ<4552>、18年3月期の連結業績予想を上方修正、新薬のハーラー症候群治療酵素製剤の開発に着手も
■日触媒<4114>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■小野薬<4528>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■ダイワボHD<3107>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を上方修正
■宇部興<4208>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結利益予想を上方修正
■東応化<4186>、第2四半期(17年4-9月)および17年12月期(17年4-12月の9カ月変則決算)の連結業績予想を上方修正
■遠藤製作<7841>、第2四半期(17年4-9月)および17年12月期(17年4-12月の9カ月変則決算)の連結業績予想を上方修正(通期は純利益のみ減額)
■だいこう<8692>、18年3月期の連結利益予想を上方修正
■東洋建設<1890>、第2四半期(17年4-9月)の連結利益予想を上方修正
■ロンシール<4224>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結利益予想を上方修正
■セブン工業<7896>、第2四半期(17年4-9月)の単体業績予想を上方修正
■ゴールドクレ<8871>、第2四半期(17年4-9月)の連結決算で営業利益81.6%増
■信越ポリ<7970>、第2四半期(17年4-9月)の連結決算で営業利益4.3%増、自社株買いを決定
■野村不HD<3231>、第2四半期(17年4-9月)の連結決算で営業利益3.3%増、自社株買いを決定
■NTTドコモ<9437>、第2四半期(17年4-9月)の連結決算で営業利益6.3%減も自社株買いを発表
■大王紙<3880>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結業績予想を下方修正
■デンヨー<6517>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結業績予想を下方修正
■豊和工<6203>、第2四半期(17年4-9月)の連結業績予想を下方修正
■ヨネックス<7906>、18年3月期第2四半期(17年4-9月)および通期の連結業績予想を下方修正
■鳥居薬<4551>、17年12月期の単体利益予想を下方修正
■アイネス<9742>、18年3月期の連結業績予想を下方修正
■ケディアリンクス<6659>、18年3月期の連結業績予想を下方修正し一転赤字継続見通し
■主な決算発表=日清粉G<2002>、協和キリン<4151>、NRI<4307>、サイバー<4751>、日立<6501>、富士電機<6504>、富士通<6702>、エプソン<6724>、日車輌<7102>、小糸製<7276>、日立物流<9086>、東北電力<9506>、大阪ガス<9532>、ジェコス<9991>
■主な自社株買い=大京<8840>
■主な業績、配当修正=ジェイテック<2479>、三重交通HD<3232>、JエスコムHD<3779>、日本興業<5279>、日カン<5905>、ソウルドO<6553>、エクセル<7591>
■月次発表=パレモHD<2778>、神戸物産<3038>

株の窓口THE相場勘 ~米国の金利と株価について~

昨日はボーイング、一昨日は3Mとキャタピラーと、決算発表を反映した形となったNYダウ。そもそもNYダウは、価格指数であり、時価総額加重平均ではない為、株価が高いものほど影響をします。その為、直近の動きは値嵩株が決算によって動いた為、これによってS&P500やナスダックよりも誇張された動きをしていたように思えます。

また、昨晩の下落の要因について、米長期金利の上昇が株価の重石になったとの見方もあるようですが、本当にそうなのか。

米国は30年ぶりに税制改革を行います。オバマ政権の際に法人税率を世界一高いままにしていたことが、米国の経済成長率2%に留まった大きな要因の一つだと思うので、改革が行われることで、米国経済成長率は3%にのってくると思います。そう考えると10年債利回りが2.4%というのはおかしいので、中長期的に見ると、少なくとも3%にのせてくるのではないでしょうか。つまりは、今の長期金利の動きは正常な金利水準に戻っている過程だとみています。そもそも短期金利が長期金利を上回ると一旦景気の上昇は終わると言われており、こういった動きにならないように景気を持続させないと経済成長は続かないと考えると、直近のように長期金利が上昇をすることは、株価・景気にとって良いことなのだと思います。

オバマ政権の際、財政が出せなかった時代に金利に頼るしかなかったことで、マーケットは金利にたよるしかなかったことで、金利を気にする習慣がついてしまっているのだと思います。

過去に米国・株式市場が調整局面に入るときは、景気が過熱し、インフレ懸念から短期金利が押し上げられ、長期金利を上回る逆転現象が起きたときに、金融市場が変動をきたし、リセッション入り・株式市場が急落しています。まだ利上げが始まったばかりなので、まだまだのびしろはあると思います。それよりも過去の局面を見ると、長期金利と短期金利の逆転が起こるまで、どれだけの長い期間・どれだけの幅で上昇をしているかを見ると、上昇余地の方が高いのではないでしょうか。

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・ 8:50 9月企業向けサービス価格指数、週間の対外対内証券売買契約
・14:00 9月民生用電子機器国内出荷
・2年国債入札
・決算発表=大東建託<1878>、日清粉G<2002>、野村不HD<3231>、協和キリン<4151>、NRI<4307>、サイバー<4751>、富士電機<6504>、富士通<6702>、エプソン<6724>、小糸製<7276>、SBI<8473>、NTTドコモ<9437>、東北電力<9506>、四国電力<9507>、大阪ガス<9532>
・IPO(新規上場)=SKIYAKI<3995>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米週間の新失業保険申請件数
・23:00 米9月中古住宅販売仮契約
・タイ、プミポン前国王葬儀のため公休
・タイ市場休場
・トルコ中銀金融政策決定会合
・ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
・米7年国債入札
・決算発表=フォード、UPS、アルファベット、インテル、ギリアド・サイエンシズ、マイクロソフト “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

株の窓口THE相場勘 ~昨晩の米国の動きについて~

NYダウはまた、史上高値を更新しました。ですが、これはダウ平均に限ったことであることは注意したいところでしょう。昨晩発表のあったNYダウ構成銘柄のキャタピラーや3Mが好決算を発表し、それぞれ5%近い上昇をし、30銘柄で構成されているNYダウが大きく上昇した形です。ナスダック、S&P500も上昇はしましたが、ダウほど伸び率は無く、前日の下げ分を取り戻すことは出来ておらず、この部分を見ると上値が重くなってきたようにも思えます。

米・長期金利については着々と上昇を続けており、減税対策に対する期待感が強く、この期待が続く限り上昇が続きそうです。株式市場には金利の上昇が重石となる可能性もありますし、税制改革の進展が見られないようだと、期待が失望に変わる可能性もありますので見通しは不透明部分が多いと思いますが、金利に関しては減税の可能性が残る限りは上昇すると見ています。 “株の窓口THE相場勘 ~昨晩の米国の動きについて~” の続きを読む

昨晩の海外指標と本日のスケジュール

■主なスケジュール
【国内】
・「東京モーターショー2017」報道陣向け公開(一般公開は28日から)
・決算発表=エムスリー<2413>、日立化成<4217>、日立建機<6305>、富士通ゼ<6755>、日立国際<6756>、航空電子<6807>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、日立ハイテク<8036>、大和証G<8601>
・IPO(新規上場)=シルバーライフ(シルバライフ)<9262>、テンポイノベーション(テンポイノベ)<3484>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)
・17:00 独10月Ifo景況感指数
・17:30 英7-9月期GDP
・21:30 米9月耐久財受注
・22:00 米8月FHFA住宅価格指数
・23:00 米9月新築住宅販売件数
・米5年国債入札
・ブラジル中銀政策金利発表
・決算発表=ビザ、コカ・コーラ、ボーイング “昨晩の海外指標と本日のスケジュール” の続きを読む

本日のレーティング

■投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄【最上位を継続+目標株価を増額】

銘柄          機関    格付    目標株価
SUMCO <3436>    GS    買い→強買 2100→3100
ヤフー <4689>      GS    買い    670→690
サイバー <4751>     GS    買い    4500→4700
JXTG <5020>     マッコリ  強気    600→670
特殊陶 <5334>      野村    買い    3000→3150
リクルート <6098>    GS    買い    2600→3200
ツバキナカ <6464>    野村    買い    2250→3000
東芝 <6502>       JPモル  強気    419→475
安川電 <6506>      GS    買い    4150→4400
日電産 <6594>      野村    買い    14300→16200
アルバック <6728>    GS    買い    7000→8500
ドンキHD <7532>    モルガン  強気    4900→5200
東エレク <8035>     GS    買い    17500→19800
キヤノンMJ <8060>   野村    買い    3508→3635
千葉銀 <8331>      モルガン  強気    870→880
ふくおかFG <8354>   モルガン  強気    580→590
静岡銀 <8355>      モルガン  強気    1080→1100  “本日のレーティング” の続きを読む

引け後発表の【個別銘柄】NEWS

■住友化学<4005>、18年3月期上期の連結営業利益予想を650億円から920億円(前年同期比94.7%増)に増額。
■東邦鉛<5707>、連結営業利益予想について、18年3月期上期は28億円から60億円(前年同期比2.2倍)に、通期は74億5000万円から105億円(前期比17.8%減)に増額。
■栗田工<6370>、連結営業利益予想について、18年3月期上期は77億円から101億5300万円(前年同期比5.3%増)に、通期は185億円から210億円(前期比8.0%増)に増額。
■日神不動産<8881>、18年3月期上期の連結営業利益予想を23億円から31億5000万円(前年同期比29.7%増)に増額。
■宝HLD<2531>、18年3月期上期の連結営業利益予想を47億円から61億円(前年同期比17.1%増)に増額。
■タカラBIO<4974>、18年3月期上期の連結営業利益予想を4億8700万円から6億8800万円(前年同期比50.0%減)に増額。
■あすか薬<4514>、18年3月期上期の連結営業利益予想を14億円から18億7000万円(前年同期比40.4%増)に増額。
■主な決算=日電産<6594>、キヤノン<7751>、シマノ<7309>、総合メディ<4775>、SPK<7466>、ニホンフラ<7820>、小松ウオール<7949>、石塚硝<5204>
■主な業績修正=明星工<1976>、日金銭<6418>、松風<7979>、三共生興<8018>、グリムス<3150>、TTK<1935>、日本ユピカ<7891>、宇野鉄<6396>

株の窓口THE相場勘 ~連騰ストップか~

昨日は歴史的な15連騰を成し遂げた日経平均株価ですが、本日の寄り付きはマイナス圏からのスタートとなりそうです。

昨晩は、特に重要指標の発表もない中、米国市場はプラス圏からスタートするも、最終的には利益確定売りに押されるかたちとなりました。ですが、引き続き、今後発表される企業決算には注目度も高く、米国・共和党下院のメドウズ議員は昨晩、予算決議案の下院採決が予定されている26日の約1週間後に、共和党税制案を公表、11月半ばから第3週にかけて、その採決が行われるのではないかと言及したとこから、米国の減税に対する期待も引き続き高い状態と言えるでしょう。

ですが、日本も含め米国株式市場も、上昇スピードには『スピード違反』的な部分もあるとの見方が出ていることから、どこで調整に入ってもおかしくない状態であると懸念している投資家も多く、昨晩は一旦は利益確定に押される形になったのだと思います。

今晩の米国では、コーニング、ユナイテッド・テクノロジーズ、シャーウィン・ウィリアムズ、GM、3M、キャタピラー、マクドナルド、AT&T、AMD、テキサス・インスツルメンツなどの決算発表が予定されていますので、予想を上回る決算が出た銘柄には買いが集まるでしょう。 “株の窓口THE相場勘 ~連騰ストップか~” の続きを読む